人気作リブート・基本プレイ無料FPS『Delta Force: Hawk Ops』発表。米特殊部隊テーマシューターが、大人数マルチ対戦含め復活
パブリッシャーのLevel InfiniteとデベロッパーのTiMi Studio Groupは8月18日、『Delta Force: Hawk Ops』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PlayStation/Xbox/iOS/Android。クロスプラットフォームに対応予定とのこと。
『Delta Force: Hawk Ops』は基本プレイ無料のタクティカルFPSだ。本作は1998年に発売された初代『Delta Force』から連なる同シリーズのリブート版となる。同シリーズデベロッパーのNovaLogic(後にTHQ Nordic傘下)よりPC向けに発売され、一定の人気を博しシリーズ化されてきた。そしてこのたび、久方ぶりに同シリーズの最新作かつリブートとなる本作が発表されたかたちとなる。
初代『Delta Force』はミリタリーFPSだ。プレイヤーは米軍の特殊部隊デルタフォースの一員となり、南米カルテルの掃討やテロの阻止など様々な任務をこなす。海外メディアIGNによると、リブート版となる『Delta Force: Hawk Ops』ではこのオリジナルのゲームプレイを継承しつつ、進化が図られるとのこと。また本作には、大規模なPvPマルチプレイも同様に継承されるという。32人よりも大きな人数に対応する予定のようだ。
またIGNによると本作のキャンペーンモードは、2001年に上映された映画「ブラックホーク・ダウン」を基に作られているとのこと。同作は1993年に実際にソマリアで起こった「モガディシュの戦闘」を題材とした作品。当時内戦が続くソマリアへ介入するために、米軍主導による軍事作戦がおこなわれた。同映画では生々しい戦場描写とともにこの作戦の顛末が描かれる。『Delta Force: Hawk Ops』開発元はこの映画を徹底的に研究しているとのこと。キャンペーンモードでは、スリリングで没入感のある戦闘やストーリーを体験することができるだろう。
なお本作に関するさらなる詳細は、日本時間8月23日午前4時ごろよりYouTubeで放送される「gamescom: Opening Night Live」にて発表される見込み。今回の発表に合わせて、本作の公式サイトも公開されており、作品世界観にあわせて同イベントが紹介されている。
なお『Delta Force』シリーズは現在Steam/GOG.comで配信中だ。初代『Delta Force』は本稿執筆時点のSteamユーザーレビューで、494件中90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。今回の新たなリブート版の発表を機に、同作を遊んでみるのもいいだろう。