Nintendo Switch対応無線コントローラー「8BitDo Micro」海外周辺機器メーカーが発表。“左手デバイス”としても最適な超コンパクト設計
ゲーム周辺機器メーカーの8BitDoは8月17日、Nintendo Switch/Android対応Bluetoothコントローラー「8BitDo Micro」を発表した。すでに販売開始されており、価格は24.99ドル(約3600円)。ブルーとグリーンの2色展開となる。
「8BitDo Micro」は、Nintendo SwitchとAndroid(9.0以上)、またRaspberry Piでも利用可能なBluetoothコントローラーだ。最大の特徴は、手のひらにすっぽり収まるほど非常にコンパクトなサイズ。外形寸法は40.7 x 14.1 x 72mmで、重量は24.8gである。角の落とされたカード型となり、前面には十字キーとABXYボタンがメインに配置。バンパー部にはL/L2、R/R2ボタンも搭載される。アナログスティックこそ存在しないものの、この小さな筐体に基本的な操作ボタンが揃っている。
奥側面にはUSB Type-C端子が用意され、充電やファームウェアの更新をおこなう際に使用する。有線でのコントローラー使用も可能だそうだ。また180mAhの容量のバッテリーが搭載されており、1〜2時間の充電で10時間使用可能とのこと。なお、振動機能やモーションセンサーは搭載されない。
実は8BitDoは、本製品と似たコンセプトでさらにコンパクトなコントローラー「Zero 2」をかつて発売している。「8BitDo Micro」では操作ボタンの種類やバッテリー容量が増えており、ゲームでの使用により最適化されたかたちとなる。また、各ボタンへのキーマッピングやそのプロファイル作成などをおこなえる独自アプリ「8BitDo Ultimate Software」に対応したことも新要素のひとつだ。
「Zero 2」には、各ボタンにキーボードの特定のキーが割り当てられるキーボードモードと呼ばれる設定が用意。本体のコンパクトさから、いわゆる“左手デバイス”として使えると絵師界隈を中心に注目された。キーボードモードは「8BitDo Micro」にも用意されており、さらに「8BitDo Ultimate Software」に対応したことで、各ボタンに好きなキーを割り当てられるようになったわけだ。なお、本製品のキーボードモードに関してはiOS/iPadOSやWindowsでの使用にも対応する。
「8BitDo Micro」は、8BitDo公式ストアおよび米国Amazonにて販売中。なお本製品は無線機器となるため、日本で利用するには技適の取得が必要。製品画像には技適マークらしきものが確認でき、日本での利用も想定されている可能性がありそうだ。