マルチ協力対応ホラー『Labyrinthine』プレイヤー数急増。大型アプデと最安値セールのダブル効果か

 

ゲームスタジオValko Game Studiosは8月11日、協力型謎解きホラー・アドベンチャーゲーム『Labyrinthine』のアップデート「Case File Part 2」を配信した。このアップデートおよび本作最安値更新となるセールを境に、本作のプレイヤー数が急増している。

『Labyrinthine』は2020年10月29日より早期アクセス配信が開始された、マルチ協力可能な謎解きホラーゲームだ。本作の舞台となるのは、とある町はずれに放棄された巨大迷路アトラクション。突如この施設を再利用する計画が浮上したため、整備員となったプレイヤーは真夜中の巨大迷路を訪れることとなる。迷路の中にはかつて人の手入れがあったころの遺留品や謎解きアトラクションが残されているほか、怪しげな“儀式”を思わせるオブジェ、正体不明の怪物たちも潜んでいる。プレイヤーはこの迷路の謎を解き明かし無事に整備を終えるべく、暗闇の中へと足を進めることとなる。

本作はソロプレイおよびVRでのプレイも可能なほか、最大4人までのオンラインマルチプレイに対応している。舞台となる真夜中の巨大迷路は視界が非常に悪く、協力者同士が絶えず声を掛け合わなければ容易にお互いの位置を見失ってしまう。時には探索を分担し、時には知恵を合わせて謎解きに挑むなど、見えざる恐怖を共有しながら目的地の踏破を目指す、いわゆる肝試し的な体験が楽しめるタイトルと言えるだろう。本作には巨大迷路の謎に迫っていくストーリーモードのほか毎回ランダムなステージが生成されるモードが存在する。挑戦のたびに違った迷路を楽しめるのも本作の魅力の一つだ。


『Labyrinthine』は本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは8411件中86%の好評により「非常に好評」のステータスを獲得している。これまでにも大型アップデートや季節イベントでは、同時接続プレイヤー数の盛り上がりをみせていた。そして8月11日には「Case File Part 2」アップデートが配信開始。さらに本作が過去最安値の404円(60%オフ)となるセールも開始された。そうした施策が功を奏してか、本作は過去最高となるSteam同時接続プレイヤー数1931人を記録した(SteamDB)。直近30日間のレビューにおいても227件中85%の好評により「非常に好評」のステータスと、これまでの早期アクセス期間を通して安定した評価が寄せられている。

今回の「Case File Part2」アップデートでは新たに4種類のマップ・名前の伏せられた新モンスター3体のほか、さまざま調整/修正が加えられている。なお、本アップデートをもって本作は、早期アクセス開始時に予定されていたコンテンツの実装を完了したとのこと。新たな言語対応と細かな修正をおこなったのち近日中に早期アクセスを終え、正式リリースを予定しているようだ。この報告にあわせて、開発スタジオValko Game Studiosは今後のアップデート継続についても意欲的な姿勢をみせている。この夏にオンラインでの“肝試し”を考えている人は友達を誘って、あるいはソロやいわゆる野良で本作をプレイしてみるとよいだろう。

Labyrinthine』はPC(Steam)向けに配信中、日替わりスペシャルセールにて8月20日まで60%オフの404円で販売中だ。