工場自動化・世界探索ゲーム『Oddsparks』発表。オンライン協力プレイ対応、小さな謎生物たちに指示を送り作業自動化&バトル
パブリッシャーのTHQ Nordicは8月12日、「THQ Nordic Digital Showcase 2023」を放送。このなかでMassive Miniteamが手がけHandyGamesが販売する工場自動化RTS『Oddsparks: An Automation Adventure』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、配信時期は未定。早期アクセス配信を通じた開発が計画されている。
『Oddsparks: An Automation Adventure』は、工場自動化ゲームとリアルタイム戦略ゲームを組み合わせた作品だ。ソロプレイおよびオンライン協力プレイに対応。オンライン協力プレイは最大4人までが公式にサポートされるが、実際にはプレイ人数の上限は設けられないとのこと。本作にてプレイヤーは、Sparksと呼ばれる謎の小さな生き物を率いて、自動生成される世界を探索。遺跡などを訪れさまざまな資源を入手し、ワークショップを建設しながら、奇妙なモンスターと戦う。
ワークショップには、資源の収集や加工などをおこなう施設のほか、資源をもとにSparksを生み出せる施設も建設可能。そして各施設を連動して稼働させるために、Sparksに指示を送って作業を自動化させ、さらにその行動を管理・最適化させることとなる。本作は、こうした工場自動化ゲームとしては取っつきやすいシステムを採用する一方で、何千時間もプレイしているベテランプレイヤーにも楽しんでもらえるような工夫も取り入れているとのこと。
本作の世界にはモンスターが生息しており、探索するなかで遭遇したり、プレイヤーのワークショップを襲ってきたりするようだ。そうしたモンスターとのバトルでもSparksが活躍。バトルシステムの詳細はまだ明らかでないが、トレイラーでは多数のSparksたちを引き連れたプレイヤーが、Sparksを敵の元へ投げて攻撃させている様子がみられる。おそらくこうしたバトルに、RTS要素が組み込まれているのだろう。また、Sparksには複数の種類がいることもうかがえる。
プレイヤーには拠点となる村が存在し、旅先で得た知識や作成物を持ち帰ることで、村は発展していくという。また、村人から請け負ったクエストをこなせば、建設できる施設がアンロック。さらに広大かつ複雑なワークショップ建設が可能になる。また、探索を進めこの世界の過去を探るなかでは、Sparksの起源の謎にも迫ることになるそうだ。
早期アクセス配信開始時点では、拠点となる村と、自動生成マップ用の2つの環境を収録。資源収集や建築、工場自動化、バトルのコア要素や、オンライン協力プレイ機能も実装される。そしてさらに開発を進めるなかで、新たなマップ環境や資源、建築物、クエスト、Sparksの種類などのコンテンツを追加していく計画だそうだ。正式リリースまでは、およそ1年間が予定されている。
『Oddsparks: An Automation Adventure』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信予定。配信時期は未定だ。