PS1/PS2用ワイヤレスアダプター「Retro Receiver for PS」海外周辺機器メーカーが発表。PS5のDualSenseコントローラーでPS1をプレイできる

ゲーム周辺機器メーカーの8BitDoは8月10日、PS1/PS2用ワイヤレスアダプター「Retro Receiver for PS」を発表した。

ゲーム周辺機器メーカーの8BitDoは8月10日、PS1/PS2用ワイヤレスアダプター「Retro Receiver for PS」を発表した。同社公式ストアではすでに発売されている模様で、価格は24.99ドル(約3600円)。


「Retro Receiver for PS」は、初代PlayStationおよびPlayStation 2本体にて無線コントローラーを使用するためのワイヤレスアダプターだ。接続方式はBluetooth LEが採用され、開発元8BitDoの各種無線コントローラーに加え、以下のコントローラーでのプレイにも対応する。

・DualSense ワイヤレスコントローラー
・DualSense Edge ワイヤレスコントローラー
・DUALSHOCK 4
・Nintendo Switch Proコントローラー
・Wii U PROコントローラー
・Xbox ワイヤレス コントローラー
・Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2
・Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2 – Core
・Xbox One ワイヤレス コントローラー
・Xbox Adaptive Controller

現行および一世代前の無線コントローラーがずらっと並んでおり、たとえばPS5のコントローラーでPS1をプレイするといった、世代を大きく超えたプレイ環境を楽しむことが可能。振動機能にも対応するそうだ。またXbox Adaptive Controllerへの対応は、手が不自由であるなどし通常のコントローラーが扱いにくいという方にとって注目ではないだろうか。


PS1とPS2では、共通する独自仕様のコントローラー接続端子が採用されており、「Retro Receiver for PS」はそれに対応した端子を搭載。本体は、ちょうどPS1用純正コントローラーの端子部分のような形状・色をしている。外形寸法は56 x 24 x 8mm、重量は14.8g。赤いボタンは、おそらくコントローラーとのペアリング時に使用するものだろう。プラグ&プレイですぐに利用できるとのこと。

赤いボタンの横にはUSB Type-C端子も搭載され、ファームウェアのアップデートをおこなう際に使う。また詳細は不明ながら、本製品はWindows 11/10や有線での利用も可能だという。このUSB端子を通じて、そうした目的に使うことができるのかもしれない。

Retro Receiver for PS」は、8BitDo公式ストアにて発売中。米国Amazonでも販売される。なお無線製品となるため、日本で利用するには技適の取得が必要。製品画像には技適マークらしきものが確認でき、日本での利用も想定されている可能性がありそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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