パブリッシャーのSoft Source Publishingとコーラス・ワールドワイドは8月10日、パズルアドベンチャー『Lost in Play ~ロスト・イン・プレイ~』の日本語版を発売した。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格は、ダウンロード版が税込2200円、パッケージ版が税込4378円。パッケージ版には初回生産特典として2枚組のサウンドトラックCDが付属する。
『Lost in Play ~ロスト・イン・プレイ~』は、ファンタジーの世界を探検するパズルアドベンチャーだ。ある日、夢の世界に迷い込んだトトとガルの兄妹。彼らは何とかして家に帰るため、力を合わせてパズルを解いていくことになる。待ち受けているパズルはさまざまなシチュエーションの中に用意されている。ゴブリンの城や古代の遺跡といった、ファンタジーらしさあふれるロケーションで頭を使って、道を切り開いたり困難を乗り越えたりしていくのだ。
本作は、全編にわたって手描きスタイルのアニメーションで構成されている作品だ。キャラクターも背景も、ファンタジックな世界観がほのぼのテイストで描かれており、まるでアニメを操作しているかのような気分になるだろう。そのかわいらしいグラフィックに、ほっこりさせられる。
本作のおもな要素となる謎解きやパズルにおいても、もちろんアニメーションで構成されている。謎解きは、画面内の怪しい場所を調べたり、手に入れたアイテムを正しいところに使ったりといったものなど多種多様だ。ゲームを進めていくと、パズルやミニゲームなども登場し、さらに頭をひねることになるだろう。ちなみに本作には、30以上のパズルとミニゲームが用意されているそうだ。
『Lost in Play ~ロスト・イン・プレイ~』を手がけたのは、イスラエルのインディー開発スタジオHappy Juice Gamesだ。過去に『The Office Quest』に共同開発として参加した実績のあるスタジオである。なお本作は、PC(Steam/GOG.COM)およびiOS/Android向けとしてはすでに配信中の作品だ。Steamのストアページでは、本稿執筆時点で3062件のすべてのレビューにおいて98%の好評を得て、「圧倒的に好評」のステータスを獲得している。
『Lost in Play ~ロスト・イン・プレイ~』のNintendo Switch版は本日より発売中だ。