マルチプレイ対応建築シム『Hometopia』9月27日早期アクセス配信開始へ。予算と要望にあわせ、最大4人で家づくり
ゲームスタジオのHometopia Inc.は8月4日、『Hometopia』を9月27日に早期アクセス配信開始することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Hometopia』は建築シミュレーションゲームだ。本作でプレイヤーは建築家となり、とある街でキャリアをスタートさせる。依頼を受けて、住宅の改修や設計などをこなしていくのだ。そして仕事の報酬で得たお金を用いて、夢のマイホームを自分で建築しよう。なお本作には、制限なしに建築を楽しむサンドボックスモードも存在している。また本作は、最大4人でのオンラインマルチプレイに対応している。友達と一緒に建築家としてのキャリアを歩んだり、自分たちだけの家づくりを目指したりすることが可能だ。
本作では、基本的にオブジェクトを設置することで家を建築していく。このとき三人称視点で周囲を見下ろすことができるので、全体的な計画を立てるのに役立つだろう。部屋の間取りなど大まかなデザインを決めて、床や壁を設置していくのだ。そして計画通りに外観が出来上がれば、内装として数千種類用意されているという家具アイテムを自分好みに設置。家具アイテムの色調を自由に変更することもできる。ただしオブジェクトの設置にはお金がかかるので、予算を気にする必要もあるだろう。
プレイヤーはクライアントからの依頼を受けて、建築家としての仕事をおこなっていく。依頼には部屋の改修や修繕、大邸宅の設計などさまざまなものが存在。また、提示される依頼書には達成すべきタスクや予算、依頼主の好みの建築様式などが記載されている。限られた予算内で、依頼主の要望通りに建築を遂行するのだ。そして出来に応じて、報酬としてお金や経験値を獲得する。経験値が上がると、ほかの地域の仕事が開放されていくという。色んな依頼を経験していくことで、やがて大きな仕事が受けられるようになるのだろう。
そして仕事で得たお金を用いることで、街の中にある土地を買うことができるようになる。自分の土地ではお金のある限りオブジェクトを設置して、家を建築することが可能。上述の依頼主の要望など気にせず、自由にマイホームの建築をおこなうことができるわけだ。
また本作開発元は今後の開発において、多くの新機能追加を予定しているとのこと。土地を変形させることでなだらかな丘や湖を作る要素や、建築デザインコンテスト、季節や天気の導入などが計画されているようだ。
本作を手がけるHometopia Inc.は、デベロッパー/パブリッシャーのGiant Juniorから新たに設立されたゲームスタジオだ。Giant Juniorは過去に、住宅デザインゲーム『Design This Home』や『Design This Castle』をモバイル向けにリリースしている。これらの作品は米国のApp Storeの売上トップアプリランキングにて2位を記録したこともあるという人気作。本作『Hometopia』の開発にもノウハウなどが活かされるようだ。
なお現在、本作のプレイテストが実施中。Steamストアページ上の「アクセスをリクエスト」ボタンをクリックすれば申請可能だ。興味のある人は参加申請しておくといいだろう。
『Hometopia』は、PC(Steam)向けに9月27日早期アクセス配信開始予定だ。