『餓狼伝説』シリーズ最新作のタイトルが『餓狼伝説 City of the Wolves』に決定。多数の人気キャラクターたちの参戦が示唆される
SNKは8月6日、対戦格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズ最新作のティザー映像を公開し、本作の正式タイトルが『餓狼伝説 City of the Wolves』に決定したことを明らかにした。本作の対応プラットフォームおよび発売時期は未定。
『餓狼伝説 City of the Wolves』は、1991年リリースの『餓狼伝説 宿命の闘い』から続く対戦格闘ゲームシリーズの最新作だ。同シリーズでは、テリー・ボガードや不知火舞、ブルー・マリー、ギース・ハワードなど個性的なキャラクターを生み、『THE KING OF FIGHTERS』シリーズや他社タイトルとのコラボでも活躍するが、シリーズの歴史としては1999年リリースの『餓狼 MARK OF THE WOLVES』で一旦途切れていた。そして昨年、20年以上ぶりの新作の開発が発表された。
今回公開されたトレイラーでは、地図が映し出されるなかキャラクターのボイスが流れたのち、テリー・ボガードとロック・ハワード姿が映し出され、パワーウェイブや烈風拳を繰り出している。このふたりはこれまでのティザーでも披露されていたが、アートワークの公開にとどまっていた。しかし今回は、ゲームエンジン上での映像のように見える。
また注目すべきは、前半の地図の映像部分だろう。いくつかのロケーションが映し出されると共にキャラクターのボイスが流れている。一番最初はロック・ハワード、最後はテリー・ボガードだろう。National Parkで聴こえるのはアンディ・ボガード、不知火舞、B.ジェニー、South Town Airportはビリー・カーンだろうか。ほかにも双葉ほたるやカイン・R・ハインラインなど、前作『餓狼 MARK OF THE WOLVES』にも登場したキャラクターらしき声を確認できる。
SNK小田泰之氏の4Gamerとのインタビューによると、本作の開発状況としては、格闘ゲームとしてのコアの部分がある程度できている段階で、プレイアブルキャラクターのうち7〜8人はひと通りアクションが揃っていて動かせるようになっている状態とのこと。いろんなゲームモードを作っているそうで、順調であるとコメントしている。
『餓狼伝説 City of the Wolves』は、対応プラットフォームおよび発売時期未定だ。