デベロッパーのCyberGoldfinchは8月5日、牧場運営ゲーム『Forest Spirit』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2023年内に早期アクセス配信予定。
『Forest Spirit』は、自然溢れる土地にて牧場運営などをおこなう作品だ。主人公はもともと都会で暮らす普通のサラリーマンだったが、自給自足の田舎暮らしを始めることとなる。まずは拠点を作るべく、資源収集をおこなうことになるだろう。木を切り倒して材木を得たり、岩を砕いて鉱石を得たりし、そうした資源をもとに各種施設を建設できる。
プレイヤーは斧やクワなど多種多様な道具を扱うことができ、恐らくそれらも資源によってクラフトするものと思われる。道具は資源収集以外に、地面を耕して畑を作る際にも活躍。畑では、種を植え水を与えて育てることで、さまざまな種類の野菜を収穫できる。花を育てることもできるようだ。
さらに牧場を作ると、そこで家畜を飼うことが可能に。牛やニワトリなどを飼い、たとえば牛からは牛乳を得られるとのこと。ただし、専用の設備を用意し、ちゃんと世話をしてやらないといけないそうだ。また、川では魚釣りができ、時間帯によって釣れる魚の種類が異なるという。本作には料理要素も存在し、そうした畑や牧場、釣りなどから得た食材をもとに料理する。牧場を守るためにも、しっかり食べることは大事とのこと。
本作の世界にはダンジョンが存在し、そこにはモンスターが生息。そのモンスターが、プレイヤーの牧場の脅威になることがある模様だ。ダンジョンを探索するなかでは、虫やスライムのようなモンスターが現れ、プレイヤーは剣を手にバトル。倒すとそのモンスター由来の素材を獲得できる。ダンジョンの奥深くにはボスも待ち受けているようだ。
また、本作の世界にはNPCの住民も暮らしており、彼らは新生活を始めるプレイヤーの助けになってくれるという。鍛冶屋など特定の職種のNPCもいるようだ。このほか、気候の変化や季節の移り変わりが表現され、季節によって木が枯れたり、雪が積もったりする。そうした環境の変化によって、ゲームプレイにも何らかの影響が及ぶのかもしれない。
『Forest Spirit』は、PC(Steam)向けに2023年内に早期アクセス配信予定だ。配信開始時点で、本作のコア要素はすでに実装された状態にあり、多様なロケーションの探索やクエストも楽しめるとのこと。そしてさらに開発を進めるなかで、新たなロケーションやクラフトアイテム、ストーリー要素、サイドクエストなどのコンテンツを追加。正式リリースまでは半年から1年程度の期間を計画しているとのことだ。