タイピング調理シミュレーション『Cook, Serve, Delicious: Re-Mustard』発表。タイピング力でワンオペをこなす人気シリーズ初代刷新リメイク
デベロッパーVertigo Gamingは7月28日、タイピング調理シミュレーション『Cook, Serve, Delicious: Re-Mustard』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で2024年発売予定。Steamストアページが公開中となっている。
『Cook, Serve, Delicious: Re-Mustard』はタイピングによる調理でレストランを切り盛りしていくシミュレーションゲームだ。オリジナルとなる『Cook, Serve, Delicious!』は2013年にPC向けにリリースされ、本作はその10周年を記念したRe-Mustard(Re-Mastered)版となる。
本作でのプレイヤーは料理人となり、押し寄せる料理の注文をキーボードタイピングによって調理・提供していく。決められたレシピに沿って、必要な食材の選択、加熱調理や指定通りのトッピングなど、そのすべてをキーボードでおこなっていく。注文から長時間待たされた客は怒って帰ってしまうため、ゲームを通して素早いタイピングが重要となっている。
オリジナルタイトル『Cook, Serve, Delicious!』を2013年にリリース以降、開発元Vertigo Gamingは2017年に『Cook, Serve, Delicious! 2!!』、2020年に『Cook, Serve, Delicious! 3?!』をリリース。いずれの作品もSteamストア上で1000件以上のレビューを得た上で現在「非常に好評」のステータスを獲得している。
その中でも今回発表された“Re-Mustard”のオリジナル版となるシリーズ1作目は、特に高評価を集めたタイトル。本稿執筆時点のSteamストア上では3487件中95%の好評により「圧倒的に好評」を獲得している。今回の発表の中では『Cook, Serve, Delicious: Re-Mustard』がすべてを刷新したリメイクであることが明かされており、オリジナルタイトルの魅力であった要素をベースとして、新しい食べ物やキャンペーンモード、機能面でのブラッシュアップ、Co-opを含む新モードなど、多数の新要素の導入が予定されているとのこと。
本作を手がけるVertigo Gamingsはアメリカ・ミズーリ州を拠点とするデベロッパー。『Cook, Serve, Delicious』シリーズ以外にも、石油貿易船乗組員シミュレーション『The Oil Blue』、有毒ガス誘導シミュレーション『greenTech+』などをリリースしており、長きにわたりゲーム開発をおこなっている。本デベロッパー代表作の10周年記念タイトルとなる『Cook, Serve, Delicious: Re-Mustard』の続報を期待しよう。
『Cook, Serve, Delicious: Re-Mustard』はPC(Steam)向けに2024年発売予定だ。なお、シリーズ3作品が同梱された『The Cook, Serve, Delicious Trilogy!』が現在Steamで81%オフの808円にて配信中、興味を持った方は本作の発売前にプレイしてみるとよいだろう。