80年代レトロフューチャー・レースバトル『Outrunner: Neon Nights』開発中。ネオンの軌跡を描く、映画「トロン」ライトサイクル風バトルゲーム

インディー開発者のGeorg Schenzel氏が、レースバトルゲーム『Outrunner: Neon Nights』を開発中だ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、今年第4四半期に配信予定。

インディー開発者のGeorg Schenzel氏が、レースバトルゲーム『Outrunner: Neon Nights』を開発中だ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、今年第4四半期に配信予定。

『Outrunner: Neon Nights』は、1980年代における近未来風の世界観を採用したレースバトルゲームだ。最大8人でのローカル・オンラインマルチプレイに対応するほか、画面分割での2人プレイも可能。ゲームモードは4種類収録予定で、それぞれの詳細はまだ不明ながら、本作は基本的なゲームメカニクスとして「スネークゲーム」風の要素を取り入れているとのこと。

スネークゲーム(ヘビゲーム)とは、フィールド上でヘビを操作して餌を食べていくシンプルなゲームのこと。作品によって細かなルールの違いはあるが、餌を食べると身体が伸びていき、自身の身体や壁にぶつかるとミスになる。本作では、デロリアンに似た車が自機となり、走行するとネオンの軌跡が残る。その軌跡がヘビの身体にあたり、自機や敵車両が接触するとミスになる仕組みだ。本作での世界観的には、映画「トロン」や「トロン:レガシー」にて描かれたライトサイクル風と言った方がイメージしやすいかもしれない。


本作にはさまざまな環境のアリーナステージが用意され、その中でバトルを展開する。先述したネオンの軌跡を描きながら、上手く敵車両に接触させるように戦略的に走行する、まさにライトサイクルのようなゲームプレイとなる。ステージ内にはパワーアップアイテムが出現することがあり、獲得すると任意のタイミングでブーストやジャンプが可能。猛スピードで敵車両の前に割り込んだり、ネオンの軌跡を緊急回避したりなどする際に役立ちそうだ。

また、重力の方向が一定でないことも本作の特徴のひとつ。壁であろうが天井であろうが、着地した面に重力が発生し走行できる。ステージも、このシステムを前提にした立体的なレイアウトを採用したものが多く、あらゆる場所にてネオンが描かれるゲームプレイとなるだろう。

『Outrunner: Neon Nights』は、PC(Steam)向けに今年第4四半期に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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