ステッカー屋さん運営ゲーム『Sticky Business』Steamにて好評スタート。理想の“カワイイ”をステッカーにして売りまくろう
パブリッシャーのAssemble Entertainmentは7月17日、Spellgarden Gamesが手がけたステッカーショップ運営シミュレーションゲーム『Sticky Business』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com/itch.io)で、ゲーム内は日本語表示に対応。本作は、さっそくユーザーから高い評価を獲得している。
『Sticky Business』は、ステッカーを作成・販売するショップを運営するシミュレーションゲームだ。本作では、あらかじめ用意された絵柄を使って独自のステッカーを作成可能。テーマごとのカテゴリにさまざまな絵柄や文字パターンがあり、拡大縮小や角度調節をしながらそれらを組み合わせることで、単に絵柄を並べるだけでなく、オリジナルのアートへと発展させることができる。また、丸や四角などのシンプルなパターンを上手く組み合わせて、好きな形に仕上げることも可能だ。
そうしてステッカーのデザインが完成したら、インターネット上のストアに公開。すると、それを見て気に入ったお客から注文が入るため、ステッカーシートに印刷して発送する。印刷にはコストがかかるため、一度にできるだけ多く印刷できるように、シート上にデザインを効率よく配置することが重要だ。また、注文ステッカーの梱包作業もプレイヤーがおこない、緩衝材の色にこだわってみたり、オマケにお菓子を付けたりしてお客を喜ばせてあげよう。
お客によっては、希望するステッカーのイメージをメッセージで伝えてくることもあり、それに対応したステッカーを作って販売。そうして毎日仕事をこなし利益を上げることで、新たな絵柄やホログラムなどのエフェクトを追加購入し、作成できるステッカーのバリエーションを増やしていくことができる。また、本作はTwitchとの連携機能も用意され、視聴者がお客役となって注文を設定することが可能である。
本作のSteam版のユーザーレビューでは、本稿執筆時点でなんと100%の好評率を獲得。投稿数はまだ約200件とそれほど多くないものの、「非常に好評」ステータスとなっている。絵柄を組み合わせておこなうステッカーデザイン作成の自由度の高さや、多彩な登場キャラクター、かわいいビジュアル、リラックスした雰囲気のゲームプレイなどが評価されている。またSteam版の同時接続プレイヤー数は、配信初日に1000人を突破しており、本作のような小規模作品としては上々の滑り出しとなった(SteamDB)。