見下ろしゾンビサバイバルシューター『Yet Another Zombie Survivors』Steamにて好調スタート。大群ゾンビと戦う『Vampire Survivors』風ゲーム

 

デベロッパーのAwesome Games Studioは7月14日、ゾンビサバイバルシューター『Yet Another Zombie Survivors』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はさっそく多数のプレイヤーを集め、さらに高い評価を獲得している。


『Yet Another Zombie Survivors』は、ゾンビの大群が四方八方から押し寄せるなか生き延びることを目指す、見下ろし型視点のシューティングゲームだ。プレイヤーキャラクターは、SWATやタンク、エンジニアなどのクラスから選択でき、ゲームプレイを重ねるなかで新たなクラスがアンロック。それぞれ装備する武器やスキルなどが異なる。ゲームモードは、夜明けまでの一定時間を生き残る通常モードのほか、高難易度のハードコアモードやエンドレスモードがある。

本作のゲームプレイは、いわゆる『Vampire Survivors』系といえるシステムを基本としており、メイン武器である銃などの攻撃はエイムを含め自動。プレイヤーは移動に専念し、倒したゾンビから獲得できる経験値が一定値貯まるとアップグレードを獲得できる。アップグレードには、銃の性能アップや上位武器への交換、補助攻撃スキルのアンロックなどがある。また、マップ内に出現するクレートを開けると、さまざまなバフ効果を獲得可能だ。

敵のゾンビは、序盤はゆっくり近づいてくるだけのタイプのみだが、ゲームが進行するに従って、走るタイプや、死ぬと毒を撒き散らすもの、あるいはタックルしてきたり武器を振り回したりといった強力なタイプも登場。ゾンビの総数もどんどん増えていく。



本作の特徴として、仲間を最大2人までリクルートできる要素がある。マップ内では助けを求める人が時折出現し、駆けつけて救出すると、先述したいずれかのクラスのキャラクターを仲間にできるのだ。またリクルートせず、代わりにお金をもらうという選択も可能である。

仲間となったキャラクターはプレイヤーと一緒に行動し、それぞれの武器・スキルにてゾンビと戦ってくれる。そしてアップグレード時には、仲間の装備も選択肢に加わることとなる。なお、プレイ開始時に選択したキャラクターはチームのリーダーとなり、クラスによってリロード速度や体力、リロード速度などの基本ステータスがアップする。

クリアあるいは死んだら、プレイ時に獲得したお金から変換されたポイントを使って、恒久的なアップグレードをおこなえる。体力や攻撃力、防御力の向上、経験値やお金の獲得量アップ、あるいはスキルのクールダウン時間削減、銃のリロード速度アップなど、多数のアップグレード項目が用意されている。


早期アクセス配信が開始されたばかりの本作であるが、Steamのユーザーレビューでは現時点で92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。人気作である『Vampire Survivors』のゲームプレイを踏襲していることを前提とし、先述した仲間を加えられる要素や、豊富なアップグレード、ミリタリー色の強い武器構成などが好評のようだ。また、配信初日の同時接続プレイヤー数はピーク時に約6000人を記録しており、こちらからもなかなかの人気ぶりであることがうかがえる(SteamDB)。

本作の早期アクセス配信期間は6か月から1年程度とされており、今後さらに開発を進めるなかでは、キャラクターや武器、マップ、ゾンビの種類などが追加予定。また、バランス調整や最適化なども随時おこなわれる。

『Yet Another Zombie Survivors』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。体験版も配信されてる。