鉄道建設シム『Train Valley World』発表。最大4人協力・対戦プレイモード登場、産業革命下の世界で鉄道網づくり

tinyBuildは7月13日、『Train Valley World』を発表した。本作は鉄道建設シミュレーションゲーム『Train Valley』シリーズの最新作だ。

パブリッシャーのtinyBuildは7月13日、Flazmが手がける鉄道建設シミュレーションゲーム『Train Valley World』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、2024年配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示にも対応するようだ。


『Train Valley World』は、鉄道建設シミュレーションゲーム『Train Valley』シリーズの最新作だ。本作では、1900年代初頭の第二次産業革命時代の世界を舞台とし、プレイヤーは鉄道会社の社長となって鉄道網を構築・管理する。ステージには、ロンドンやラスベガス、カイロ、アテネ、フランクフルト、パリなど、実在の都市にちなんだ全25種類のロケーションが用意されるとのこと。

各ステージでは、街と周辺の産業を連携させるように鉄道網を構築していく。たとえば、街から労働力となる人を送り、産業施設にて資源や商品を生産して、それらを街に供給するといったかたちである。街が必要とする資源や商品には、複数の産業施設を連携させないと生産できない場合もあり、それぞれのニーズにあわせた路線構築が求められる。

そうして生産や供給をおこないお金を稼ぐことで、鉄道網をさらに拡大させたり、路線を効率化させたり、あるいは新たな産業施設を建設したり、列車などをアップグレードしたりといったことに投資できる。また、各ステージにはサブ目標も設定され、それをこなすことでもお金を獲得可能だ。



本作から新たに導入される新要素としては、鉄道の自動化、スマートな列車運行スケジュール、自由に配置可能な産業建設、複数の車両基地を1つの生産拠点に接続する能力、割り当て可能な機関車特典などがあるとのこと。また、最大4人でのオンライン協力・対戦マルチプレイも、シリーズで初めて導入される。協力プレイでは、生産資源を共有しながら一緒に鉄道網を構築していくことができるそうだ。

このほか、オリジナルのステージを作成できるレベルエディタが収録。こちらも、新しいスクリプトツールや、プログラム可能なシナリオ、進化する都市、反応する動的な水、昼夜のサイクル、何千もの新しい配置可能なオブジェクトといった新要素が取り入れられている。作成したステージは、Steamワークショップを通じてほかのプレイヤーと共有可能だ。

*『Train Valley 2』のトレイラー


『Train Valley World』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに2024年配信予定だ。なお今回の新作発表を記念して、シリーズ前作『Train Valley 2』のPC版の無料配布がEpic Gamesストアにて実施されている。無料配布期間は7月21日0時まで。『Train Valley World』に興味をもった方は、この機会にまず前作からプレイしてみるのも良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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