大暴れガールアクション『Double Shake』正式発表。『トンバ』や『クロノア』などに影響受けた、掴んで投げてシェイクする多彩アクション
パブリッシャーのLimited Run Gamesは7月13日、『Double Shake』を正式にお披露目。2024年に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)/PS4/PS5/Nintendo Switch。なお本作開発元は、日本語対応にも最優先で取り組むとしている。
『Double Shake』は2.5Dアクションゲームだ。本作では3Dの奥行きあるゲーム空間で、2Dアクションのようなゲームプレイが展開される。特徴的なアクションを駆使することで敵や障害物を乗り越え、ステージの攻略を目指すのだ。本作の舞台となるのは、南国のようなCaliko諸島。ある日この島では大災害が発生した。主人公のLoamはこの災害の調査に向かうが、道中でThe Agents of Chaosと呼ばれる賊の一団に出会う。どうやら賊たちは何かよくないことを企んでいるようだ。Caliko諸島に平和を取り戻すため、プレイヤーはLoamとして彼らに立ち向かうことになる。
本作の特徴的なアクションには、「掴む」「投げる」「シェイク」などが存在している。ゲーム内に存在するさまざまオブジェクトを掴んで、投げたり揺らしたりすることでステージを進んでいくのだ。これらのアクションを駆使することで、仕掛けを起動したり、敵を攻撃したりすることができるようだ。また本作には「キック」アクションも存在している。敵に直接攻撃するだけでなく、水平や斜め方向の移動に活用することもできるようだ。下記の動画では、キックを駆使したアクロバティックなゲームプレイの様子が見られる。
またステージには火山や漁村、不気味なブドウ園など多様なものが存在しているようだ。トレイラーでも南国のような背景だけでなく、さまざまなステージの存在を確認することができる。ステージ内には隠し通路やアイテムも用意されており、その中には能力のアップグレードアイテムもあるようだ。そしてトレイラーの最後ではボスらしき巨大な敵の存在も見られる。なお、犬も撫でられるようだ。
本作を手がけるのはアメリカに拠点を置くRightstick Studiosだ。同スタジオは2015年に設立され、ゴルフアクションゲーム『Wonder Wickets』を一作目として2018年にリリースしている。続く二作目となる本作『Double Shake』は2020年9月に発表され、開発がおこなわれてきた。そして今回、パブリッシャーのLimited Run Gamesとの協力のもとで、本作が正式に発表されたかたちとなる。
同スタジオによると、本作は『風のクロノア』や『オレッ!トンバ』など、1990年代後半の2D横スクロールアクションゲームに影響されているようだ。中でも『ゆけゆけ!!トラブルメーカーズ』から大きな影響を受けているようで、本作『Double Shake』には同作で見られるような奇抜なストーリーやセリフが盛り込まれる予定とのこと。本作では、洗練された昔ながらのゲームプレイを楽しむことができそうだ。
『Double Shake』は、PC(Steam/itch.io)/PS4/PS5/Nintendo Switch向けに2024年発売予定。なお現在Steamでは本作のデモ版が無料で配信中だ。