傑作野良猫ゲーム『Stray』国内パッケージ版日本上陸、11月22日発売へ。愛らしい猫のサイバーシティ脱出劇


株式会社ハピネットは7月12日、アドベンチャーゲーム『Stray』のパッケージ版の発売を発表した。ハピネットが面白いインディーゲームをセレクトして発売するゲームレーベル「Happinet Indie Collection」の第8弾タイトルとして、PS4/PS5向けに11月22日発売予定。通常版に加えて、オリジナル特典付きのスペシャルエディションの発売も予定されており、本日より各ショップにて予約受付を開始している。価格は通常版が税込4400円、スペシャルエディションが税込6380円である。


『Stray』は、1匹の野良猫を主人公とするアドベンチャーゲームだ。本作の開発を手がけたのは、フランス南部を拠点にゲームを制作する少数精鋭のクリエイター集団Blue Twelve Studioである。彼らのもとにはクリエイターの数よりも猫の数の方が多いそうで、そのおかげか、本作でプレイヤーが操作する猫は、非常にリアルかつ可愛らしく描かれている。

プレイヤーは、怪我をしてひとりぼっちになってしまった猫を三人称視点で操り、忘れ去られたサイバーパンク風の街の裏路地を自在に歩き回って探索。猫の故郷へ帰るため、街の秘密を解き明かしながら脱出を目指していく。操作キャラクターが猫ということで、狭い隙間をくぐり抜けたり、高低差のある段差を飛び移ったり、猫らしさがあふれるアクションで街中を駆け回ることができる作品だ。


本作は、PC(Steam)およびPS4/PS5向けに2022年7月にダウンロード版が発売。同年におこなわれた「The Game Awards 2022」において、Best Indie Gameを含む2部門を受賞。さらに、Steamストアページのすべてのレビューにおいては、主人公である猫のリアルさや愛らしさ、世界観などが高く評価され、本稿執筆時点で108106件中97%の好評を獲得。「圧倒的に好評」のステータスを得ている作品だ。世界の美しさだけでなく、多層的に描かれる物語や演出含めストーリー面でも高く評価されている。そしてこのたび、国内向けにパッケージ版が発売されることになった。


7月14日から開催されるインディーゲームイベントBitSummitでは、Happinet Indie Collectionにて『Stray』の試遊ができるほか、本作のオリジナルステッカーを配布するそうだ。気になる人は、こちらに参加してみるといいだろう。そして、Happinet Indie CollectionのBitSummit出展企画として、Twitterにてキャンペーンを開始中だ。詳細は、ハピネットゲームズの公式Twitterを確認されたい。


『Stray』のパッケージ版は、PS4/PS5向けに11月22日発売予定。価格は通常版が税込4400円、スペシャルエディションが税込6380円予定だ。