モンスター育成・自動戦闘ローグライク『Kādomon: Hyper Auto Battlers』正式発表。『ポケモン』風要素を盛り込んだ戦略オートバトル

 

パブリッシャーのFireshine Gamesは7月6日、Dino Rocketが手がける『Kādomon: Hyper Auto Battlers』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表に合わせて、現在Steamにて公開中のデモ版への新モンスター追加も告知されている。


『Kādomon: Hyper Auto Battlers』はモンスター育成要素のあるオートバトラーゲームだ。『オートチェス』などで人気を博した自動戦闘システムをベースに、ローグライク要素・モンスター収集/育成要素などが盛り込まれているという。プレイヤーは「バトルモン」と呼ばれるモンスターを集めて独自のパーティを編成し、最大4vs.4のオートバトルを繰り返しながら11人存在するジムリーダーたちに戦いを挑んでいく。

ゲームの主役となる「バトルモン」の総数は現時点の発表で100種類以上、バリエーション豊かな容貌のほか、それぞれが異なったステータス・タイプ・特性をもっているそうだ。バトルモンは戦闘に勝利することで仲間に加わり、戦闘の場に出る4体のほかに交代要員となる控えの6体、合計10体まで連れ歩くことが可能だ。パーティに加えたバトルモンにはレベルや経験値といった育成の概念も存在し、戦闘を通して経験値を獲得。さらに道中のイベントにより新たなタイプを付与したり、レベルアップに応じた進化も可能となるようだ。


デモ版のプレイにおいては、本作はプレイヤーが伝統的な通過儀礼「初期バトルモン」を選択するところから進行していく。進行は昨今のローグライクゲームではおなじみのフローチャート選択方式。各ステージの最深部で待ち構えるジムリーダーとの戦闘に勝利するのが目標となる。道中で遭遇するバトルモンの分布情報は挑戦の度にランダムで入れ替わるが、各マス目における各モンスターの遭遇確率はフローチャート画面であらかじめ確認可能。これによりどのマス目に行けばどのタイプ/どのバトルモンと遭遇するかが一目瞭然となっている。理想のパーティメンバーを求めて挑みにいくもよし、苦手タイプとの戦闘は避けて進むもよし。プレイヤーが戦略を練る上で必要な情報が分かりやすく表示されている。


自動で進行していくバトルでは、編成されたバトルモンたちがもつ各自の特性もオートで発動していくため、各バトルモンが備えもつ特性を見極めた編成が重要となっていく。ジムリーダーたちの攻略を目指す過程ではどのバトルモンを仲間にし、どのようなコンセプトで編成を構築していくかがプレイヤーの戦略の見せどころになるだろう。デモ版時点で奥深い戦略性が感じられる本作の続報に期待したい。

『Kādomon: Hyper Auto Battlers』はPC(Steam)向けに発売予定。現在デモ版も配信中だ。