クトゥルフ漁業探検RPG『DREDGE』無料アプデで“敵に襲われない”パッシブモード実装。フォトモードのほか、新たな奇形種も登場

 

パブリッシャーのTeam17は7月7日、『DREDGE』の最新アップデートとなるver1.2を配信した。本アップデートでは、フォトモードやパッシブモードの実装などがおこなわれた。あわせて本アップデート内容を紹介するトレイラー映像も公開された。


『DREDGE』は3月30日に発売された漁業アドベンチャーゲームだ(Steam版は3月31日)。舞台となるのは、人里離れた地にあるマローズ諸島。プレイヤーは漁船を操作して、不気味な近海で漁をおこなう。釣った魚を地元民に売ったりクエストを遂行したりしながら日銭を稼ぎ、船をアップグレードしていくのだ。そして付近の海をさらに探索し、海底に眠るという不吉な謎を解き明かしていく。本作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で1万3000件以上のうち95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。新規タイトルとしてかなり好調なスタートを切っていた作品だ。

そんな本作に向けて、新たなアップデートとなるver1.2が配信開始。本アップデートにて、まずは目玉となるフォトモードの実装がおこなわれた。トレイラーではゲームプレイ中に画面を一時停止させ、フォトモードに移行している様子がみられる。拡大・収縮や回転機能を使って、自由な画角で写真を撮ることができるようだ。なお同モードを開放するためには、新キャラクターとして追加される「カメラマン」を助ける必要がある。このキャラクターはマローズ諸島の南にあるキャンプに存在しているようだ。


また本アップデートではパッシブモードが新たに追加された。このモードを有効にすると、モンスターがプレイヤーの漁船を攻撃しなくなるという。周りを気にせず、穏やかに釣りなどのゲームプレイを楽しむことができるだろう。同モードは、設定メニューからオプションを選択することで有効にすることが可能だ。

このほか本作には、10種類の奇形種や8種類の生き物が新たに追加された。あわせて、いくつかの調整や修正などもおこなわれている。本アップデートの詳細はパッチノート(英文)より確認可能だ。


本作を手がけるBlack Salt Games は、5月2日に本作のロードマップを公開。3つの無料アップデートのほか、有料DLCの開発予定を伝えていた。そして5月11日に配信された、第1弾アップデートではマップマーカーの実装などがおこなわれた。今回のver1.2の配信は、これにつづく第2弾となるかたちだ。

今後は、2023年の第3四半期に第3弾アップデートが配信予定だ。同アップデートでは、ペイントや旗などの装飾アイテムによってボートをカスタマイズする要素などが追加されるとのこと。そして第4四半期に配信予定の有料DLCでは、謎の企業Ironhaven Corporationが登場する新たな物語が描かれる。また、この有料DLCでは新たなキャラや装備、魚などが追加される予定だ。本作の更なるアップデートやDLCに期待しておこう。

『DREDGE』は、PC(Steam/GOG.com)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売中。日本語表示にも対応している。