Yostarが、『ブルーアーカイブ』『アークナイツ』などのゲーム内Twitter連携の中止を発表。Twitterの不安定さを懸念か
Yostarは7月3日、同社が運営するいくつかのゲームにおいて、Twitter連携を中止することを発表した。次回のストアアプリ更新から、新規のTwitter連携ができなくなる模様。さらに、今後はTwitter連携機能そのものを終了(機能停止)することになるようだ。この発表に伴い、Yostarは各ゲームの公式サイトなどにおいて、YostarIDの登録・連携を呼びかけている。
Twitter連携は、ゲームプレイにアカウントを必要とするゲームにおいて、Twitterのアカウントを用いてゲームログインやプレイ、データ引き継ぎなどをおこなうことができる機能だ。現在、さまざまなWebサービスがTwitter連携機能を採用しており、Yostarが運営するゲームもTwitter連携を採用している。本稿執筆時点でTwitter連携機能の中止が発表されているYostar運営タイトルは以下のとおりだ。
・アズールレーン
・雀魂
・アークナイツ
・ブルーアーカイブ
以上の4作品が、Twitter連携の中止が予定されているタイトルだ。どのアカウントでも同様の説明がされており、たとえば『アズールレーン』公式Twitterアカウントの発表によれば、8月から9月に予定されている次回のストアアプリ更新時に、新規のTwitter連携を中止予定。さらに2023年内にはTwitter連携機能自体が終了する予定とのこと。Twitter連携機能自体が終了すると、Twitterアカウントを用いてゲームにログインしたりデータを引き継ぎしたりすることが不可能になってしまう。そのため、現在ゲームをプレイしているプレイヤーたちに、Twitter連携からYostarIDの登録と連携を呼びかけているわけだ。
なお、Yostar公式サイトの製品情報に掲載されている『ガーディアンテイルズ』については、Twitter連携の中止について、今のところ発表されていない。『エーテルゲイザー』については、そもそもTwitter連携機能が実装されていないようだ。
ちなみに、今回のTwitter連携中止について、『アークナイツ』公式サイトでは、「ゲームの仕様調整および技術的な理由」と「TwitterのAPI変更」を中止理由として述べている。なおYostarといえば今年2月にAPI有料化に関して騒動が起こった際に、いちはやくTwitter社に問い合わせた会社。その際には「アカウント連携仕様に影響しない」という回答を受けている(関連記事)。最近TwitterはまたAPI絡みで不安定になっており、今後の懸念を考えて、リスクを減らすべくTwitter連携を切ったのかもしれない。また『ガーディアンテイルズ』においては、7月1日時点でTwitter連携で不具合が発生しているようだ。こうしたトラブルが連携終了の決断に関係している可能性はありそうだ。
Twitter連携自体の中止はまだ先のことである。しかしながら、現在Yostarのゲームをプレイしている、あるいは過去にプレイしていたという人は、一度自分のアカウントがYostarIDでのログインかTwitter連携か、念のため確認すると良さそうだ。
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