海洋探索&寿司屋経営ゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー』正式リリースを経て人気急上昇。一人用ゲームながら5万人以上が同時接続する盛況っぷり

 

『デイヴ・ザ・ダイバー』のセールスが好調なようだ。6月28日に正式リリースをはたした同作は、多大な人気を集めている。一時はSteam同時接続プレイヤー数が5万人を突破している。


『デイヴ・ザ・ダイバー』は、ブルーホールと呼ばれる海を舞台にした海洋探索ゲームと、その海の近くに存在する寿司屋での経営シミュレーションを組み合わせた作品だ。プレイヤーはダイバーのデイヴとなり、昼間は海に潜って水中を探索。魚を獲ったり、アイテムを入手したり、あるいは凶暴な魚と戦ったりする。


そして夜になると寿司店へと移動し、昼の漁で獲得した魚をもとにお店で出すメニューを決め、お客からの注文どおりに寿司を配膳するなど接客と経営をこなすこととなる。なお、本作の主人公である「デイヴ」という名前は、“デブ”でダイバーであるという理由からきているという。詳しい誕生秘話について知りたい方はインタビューを読んでほしい(関連記事)。

『デイヴ・ザ・ダイバー』は2022年8月に早期アクセス配信され、その内容のユニークさや完成度の高さからたちまち高い評価を獲得。昼にのんびり海を探索するパートと夜に寿司屋を経営するパートのバランスや、贅沢なピクセルアート、達成目標が多くやりがいがあるなど、ビジュアル・システム両方の面で好評を博した。正式リリースに際しては、ストーリーコンテンツが追加され完結。既存のシステムの見直しなども一部おこなわれている。


正式リリースを経てゲームとして(ストーリー的に)完成したこともあってか、同時接続プレイヤー数がぐぐっと急上昇。これまで最高でもプレイヤー数が5000人程度であったが、7月2日には一時5万を突破している。シングルプレイゲームでありながら、大台を突破しているわけだ。正式リリースの際に盛り込まれた新コンテンツは、一部賛否両論あるものの、変わらぬクオリティを誇っており、正式リリース後も「圧倒的好評」ステータスを保っている。


なお、正式リリース後もアップデートが続けられることは公言されているほか、今回のアップデートで発生したバグのHotfixが配信中。ビルドとしては安定してきたようだが、不具合に遭遇した際にはそうしたHotfixを確認したり、あるいはDiscordサーバーで内容を報告してみるのもいいだろう。

『デイヴ・ザ・ダイバー』はPC(Steam)向けに配信中。今後Nintendo Switch版も発売予定である。