チーム制ヒーロー対戦ゲーム『Project Loki』発表。業界のベテランらが結集し開発、“『LoL』と『Apex Legends』と『スマブラ』を組み合わせた”ような作品に

Theorycraft Gamesは6月28日、『Project Loki』を発表した。本作はパワーと装備の組み合わせが可能なヒーローを用いて戦う、チーム制の対戦ゲームだ。

デベロッパーのTheorycraft Gamesは6月28日、ヒーロー対戦ゲーム『Project Loki』を発表した。対応プラットフォームはPC。海外時間6月29日から30日にかけてプレイテストを実施するとし、参加者の募集を開始している。


『Project Loki(コードネーム)』は、チーム制のヒーロー対戦ゲームだ。先行プレイテストの参加者からは、「『League of Legends』と『Apex Legends』と『大乱闘スマッシュブラザーズ』を組み合わせたようなゲーム」と表現されたそうで、開発元としてもそうした作品となるよう取り組んでいるとのこと。ヒーローにはさまざまなキャラクターが用意され、パワーと装備を組み合わせてビルド構築し、空に浮かぶ広大な島を舞台にほかのチームと戦う。バトルについては、創造性や自由度の高さを意識して開発しているそうだ。

ゲーム内容の詳細についてはまだ公開されていないが、今回披露されたプレアルファバージョンのゲームプレイ映像によると、本作は見下ろし型視点が採用され、4人チームを組んで試合に臨むことがうかがえる。映像内では、最大で6チームが同時に対戦。ヒーローには多彩なスキルが存在し、それを駆使した激しいバトルが展開されている。

マップは多数の浮島で構成され、配置されたオブジェクトやグライダーなどを使って島から島へと移動しながらのゲームプレイとなる模様。移動中に攻撃を受けるなどして浮島から落下するとミスになるようだ。落下しそうになったところで、浮島の縁を掴んで登る様子もあり、この辺りは『大乱闘スマッシュブラザーズ』を彷彿とさせる。またミニマップでは、バトルロイヤルゲームのように、プレイエリアを示す円が徐々に縮小していくことも確認できる。



本作の開発元Theorycraft Gamesは、『League of Legends』や『VALORANT』『Overwatch』『Halo』『Destiny』『Apex Legends』といった人気ゲームの開発を率いた経歴をもつベテラン開発者らによって2020年12月に設立。公開された映像に登場する共同設立者でCEOのJoe Tung氏は、BungieやRiot Gamesでエグゼクティブプロデューサーなどを歴任し、『Halo』シリーズや『League of Legends』を手がけた人物だ。

『Project Loki』では、そうした各スタッフの経験を持ち寄って、何千時間も楽しめるようなチーム制対戦ゲームに仕上げることを目指しているという。そして、まだ開発途上ではあるものの、ほかにないゲームプレイが形になってきたことから、次なるステップとしてプレイテストを実施し、コミュニティと共にさらに開発を進めていくとした。


『Project Loki』は、PC向けに開発中。配信時期は未定だ。上述したプレイテストは海外時間6月29日から30日にかけて実施予定となっており、公式サイトでは現在参加者の募集がおこなわれている。興味のある方は応募してみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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