高難度ゴルフアクション『W.O.L.F』Steamにて7月19日配信へ。ゴルフボール風アクションで危険満載ステージを“跳ね”抜ける
国内の個人開発スタジオIsayoshi Gamesは6月28日、高難度ゴルフアクション『W.O.L.F』を配信することを発表した。PC(Steam)向けに、7月19日配信開始予定。価格は税込500円。配信開始から1週間は、10%オフのセールが実施されるそうだ。
『W.O.L.F』は、2Dドットアクションゲームだ。失敗を繰り返しながら先へと進んでいくいわゆる“死にゲー”と、ショットやバウンドといったゴルフアクションを融合させたシステムが特徴になるという。プレイヤーは研究職員のウルフとなり、「戻るべき場所」を目指してトゲやギミックだらけの不可思議な研究所を進んでいく。なお、本作のストーリーは作中では言及されない作りになっており、プレイヤーに解釈を委ねる方針にしているとのこと。
本作は、マウス操作のみでプレイするスタイルとなっている。ウルフがおこなうことができるアクションは、ジャンプと壁張り付きの2つのみで、シンプルな操作感だ。ジャンプしたウルフは、壁に当たると張り付いたり反射したりするので、うまく行き先を計算する必要がある。ジャンプはマウスで角度とジャンプする強さの調整ができるようで、いかに精度の高いジャンプができるのかが本作の攻略のコツとなりそうだ。
そんな本作を高難度ゲームとしている要素は、そのステージ構成だ。ウルフが進む道には、鋭いトゲをはじめ、動く足場や乗ると落ちる足場などが待ち受けている。ほかにも着地するとバウンドする床やつかめない壁、鍵を入手しないと進めない道など、ルートを考えなければ何度も死を繰り返すことになる難関ステージが約50以上用意されている。そういった部分が本作の死にゲーたる由縁だろう。
一方、本作は繰り返しやすさに配慮しているそうで、失敗しても即座にステージをリトライ可能。素早くステージを跳ね回るウルフのアクションも相まって、スピーディなゲームプレイが楽しめる。死にゲーのストレスを、リトライ性の高さでカバーするかたちとなっているようだ。
なお、本作を開発したIsayoshi Gamesは、開発者Isayoshi氏の個人開発スタジオである。同氏のTwitterアカウントでは、『W.O.L.F』の開発の進捗について投稿されておりゲームエンジンはUnityを使用しているようだ。投稿を遡れば、どういった過程で本作が作られていったのかが垣間見えることだろう。ちなみに、本作はIsayoshi氏によれば同じく高難度アクションとして知られる『Celeste』の影響を受けて開発が始められたそうだ。
『W.O.L.F』は、PC(Steam)向けに7月19日配信開始予定。