『ポケモンSV』DLC新情報発表。パルデア地方とは違った特徴をもつ新たな土地の姿や、新たに内定となったポケモンたちの姿が公開

株式会社ポケモンは6月21日、「Nintendo Direct 2023.6.21」にて『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の大型DLC「ゼロの秘法」の新たな情報を発表した。

株式会社ポケモンは6月21日、「Nintendo Direct 2023.6.21」にて『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下『ポケモンSV』)の大型DLC「ゼロの秘法」の新たな情報を発表した。

「ゼロの秘宝」は、「前編・碧の仮面」と「後編・藍の円盤」から構成される、『ポケモンSV』の大型DLCだ。本編の舞台であったパルデア地方を飛び出し、「前編・碧の仮面」では林間学校がおこなわれる地であるキタカミの里へ、「後編・藍の円盤」では大部分が海の中にあるというブルーベリー学園へ向かうことになる。

キタカミの里は日本の田舎町を彷彿とさせる田園風景の広がる町であることが、新たなトレイラーで明らかになった。田んぼに囲まれたアスファルトの道路の先にはまばらな住宅が並び、村役場のような建物や駄菓子屋のような商店もあるようだ。さらに、キタカミの里では夏祭りも開かれるようで、神社の境内と思しき場所には露店が並んでいる。

さらに、キタカミの里は大きな山の麓にあるようで、その山は鬼の顔を彷彿とさせるような形状をしている。なおキタカミの里では、“ともっこさま”なるポケモンが、キタカミの里を悪い鬼から守ったという伝承が伝わっているそうだ。イイネイヌ、マシマシラ、キチキギズらがキタカミの里の英雄として親しまれているそうで、彼らが“ともっこさま”と思われる。

一方、「後編・藍の円盤」の舞台になるブルーベリー学園は、海中学園だけあってか近未来的な建物だ。ポケモンバトルが盛んな学園ということで、主人公が通うアカデミーのように、モンスターボールを販売する購買のような施設があるなど、設備が整っているように見える。そして、海中庭園にあるテラリウムドームには、4つのエリアが存在するそうで、緑豊かな地域と岩場のような地域、砂漠、雪原とある模様。それぞれのエリアによって、現れるポケモンも違っていそうだ。

さらに、新たなキャラクターも公開されている。「前編・碧の仮面」のキタカミの里では、ゼイユとスグリという2人のキャラクターが新たに登場。ゼイユとは、挨拶代わりと言わんばかりにポケモンバトルをすることになるようだ。「後編・藍の円盤」のブルーベリー学園には新キャラクターのシアノとタロが姿を現している。シアノは「僕のブルーベリー学園」と発言していることから、どうやらブルーベリー学園の学園長と思われる。一方、タロはブルーベリー学園に通う2年生の生徒のようだ。

新たなトレイラーでは、『ポケモン』シリーズ初登場となるポケモンたちが動いている映像も初公開。「前編・碧の仮面」の伝説のポケモンであるオーガポン、「後編・藍の円盤」の伝説のポケモンであるテラパゴスをはじめ、イイネイヌ、マシマシラ、キチキギズらの姿も。さらに、『ポケモンSV』には登場していなかったオタチ、カビゴン、グライガー、ヘイガニ、ランクルスなど、過去の『ポケモン』シリーズに登場したポケモンたちの新たな姿も続々と確認できる。これらの、新たに内定したポケモンたちの登場もファンには喜ばしい新情報だろう。

さらに、『ポケモンSV』にて新たなイベントテラレイドバトルの開催も発表された。本日6月22日0時から7月3日8:59まで、コレクレー(はこフォルム)が出現するイベントとのこと。★5のコレクレー(はこフォルム)は、まれに色違いが出現するそうで、色違いコレクターはぜひ狙ってみるといいだろう。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』DLC「ゼロの秘宝」の「前編・碧の仮面」は2023年秋、「後編・藍の円盤」は2023年冬に配信予定。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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