汚掃除シム『House Flipper 2』体験版がリリースされ、結構遊ばれる。より鮮明に汚くなった汚家掃除改装シム

 

House Flipper 2』がSteamのNextフェスに出展され、デモの中でも特に遊ばれているようだ。大人気汚家掃除改装シムの続編ということで、期待されていることがうかがえる。なお、ゲーム内は日本語に対応している。


『House Flipper 2』は、家掃除&改装シミュレーターだ。プレイヤーはリノベ業者となり、荒れ果てた家を訪れまずは掃除。一人称視点でゴミをひとつひとつ拾っては捨て、掃除道具を活用しながら汚れを落としていく。そうしてひと通り綺麗になったら、次は壁などの色や材質を変えたり、間取りを変えたり、家具を配置したりしてリフォームし、仕上がった家を顧客に売却するのだ。

前作『House Flipper』は、汚部屋掃除に没頭できる作業ゲームとして、人気を獲得。Steamでは6万6000件以上のユーザーレビューが寄せられ、93%を好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。人気爆発にともない、DLCも数々リリース。あらゆるものが掃除され、あるいはリノベされてきたわけだ。またPS4版やモバイル版は日本向けにも発売されている。

『House Flipper 2』は、開発はFrozen Districtが担当。システムのコアはそのままに、ゲームを進化させている。もっとも大きいのはグラフィックの改善。前作よりも、よりリアルなビジュアルにアップグレードされている。ライティングが特に強化されており、汚い家はより鮮明に汚く映る。掃除しがいがあるというものだ。


UIや含めシステム面も刷新されたほか、スマート家電なる概念も登場。よりフューチャーな家づくりが楽しめることだろう。またサンドボックスモードも登場しており、いちから好きなように汚家をつくったり、あるいはきれいな家を建てたりすることができる。どのように清掃・改装・設計するかはプレイヤー次第だ。

そしてこのたび『House Flipper 2』のデモ版が、Steam Nextフェスにあわせて配信された。同時接続プレイヤー数はピーク時には約2800人に到達し、1000人以上がコンスタントに遊ぶなど、数多く配信されているデモ版の中でも、特に人気の模様(SteamDB)。前作のファンベースの分厚さがうかがえる。なおデフォルト言語こそ英語だが、デモ版は前作同様日本語に対応しているので、遊びやすい点も嬉しいところ(相変わらず翻訳の質は怪しい)。製品版が発売されたあかつきには、どれほど数字が伸びるか楽しみなところだ。


『House Flipper 2』はPC(Steam)向けに2023年内発売予定。コンソール展開も予定されている。Steamで配信されているデモ版を遊べるのは現地時間6月26日までとなっているので、気になっている方はいまのうちに遊んでおこう。