アトラスの完全新作ファンタジーRPG『メタファー:リファンタジオ』はSteam/PS4/PS5向けにも発売へ。開発陣が大型ファンタジー作品の制作背景を語る

アトラスは6月20日、ファンタジーRPG『メタファー:リファンタジオ』の発表記念特番を放送。このなかで本作の対応プラットフォームについて、すでに発表済みのPC(Microsoft Store)/Xbox Series X|Sに加え、PC(Steam)/PS4/PS5向けにも発売予定であることを明らかにした。

アトラスは6月20日、ファンタジーRPG『メタファー:リファンタジオ』の発表記念特番を放送。このなかで本作の対応プラットフォームについて、すでに発表済みのPC(Microsoft Store)/Xbox Series X|Sに加え、PC(Steam)/PS4/PS5向けにも発売予定であることを明らかにした。本作は2024年に発売予定。

本作は、アトラスのスタジオ・ゼロが制作する完全新作ファンタジーRPGだ。これまで『PROJECT: Re FANTASY』と呼ばれていたタイトルである。ディレクターは橋野桂氏が担当し、さらに副島成記氏がキャラクターデザインを、目黒将司氏が楽曲を担当。『ペルソナ』シリーズでおなじみのチームが手がける。

今回放送された番組にて橋野氏は、『真・女神転生』および『ペルソナ』シリーズに続く三本目の矢となる大型ファンタジーRPGとして本作を立ち上げたと説明。これまで現代劇を手がけてきたなかで、あえてファンタジーRPGを制作するにあたっては、「幻想とは何か」を考えての作品作りにこだわったとした。また本作には、上述した両シリーズで培ってきたテーマ性や、現実を生きる人たちとテーマ的にリンクさせる工夫などを存分に盛り込みたいとコメント。そうした開発背景もあり、タイトルには「メタファー(暗喩)」と名付けたそうだ。

本作の世界観について橋野氏は、西洋中世を舞台にした幻想世界であるとコメント。ただしアトラス独自の切り口として、現代人が「自分たちに関係があるんじゃないか」と思えるような物語の構造であったりギミックであったりを、エッセンスとして存分に取り入れていると述べる。また本作のテーマとしては、「不安との向き合い方」というキーワードが挙げられた。以下の映像では副島氏や目黒氏も、本作での制作スタイルなどについてコメントを寄せている。

メタファー:リファンタジオ』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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