『塊魂』がGoogle上で遊べるとにわかに話題。検索結果をゴロゴロ巻き込む

検索エンジンのGoogle上で、『塊魂』がプレイできるとSNS上で話題になっているようだ。検索結果を巻き込んでいくのだ。

検索エンジンのGoogle上で、『塊魂』がプレイできるとSNS上で話題になっているようだ。調べてみると実際にプレイできる。実装された時期は不明だが、ここ数日のうちに話題になっているようである。

『塊魂』シリーズは、バンダイナムコエンターテインメントから展開されるアクションゲームだ。塊を転がしゴミを巻き込むことで、塊が大きくなっていく。最初はアリや飴を巻き込むのがやっとの小さかった塊は、建物などを巻き込むほど巨大になっていく。それぞれのシリーズでテーマはあるが、ステージ制となっており、それぞれのお題をクリアしながら塊を大きくしていくゲームである。


そんな『塊魂』シリーズが、Google上で遊べるというのだ。「塊魂」で検索してみると、画面に謎の球体が出現。それをクリックしたりタップしたり、あるいはキーボードで動かすことで、検索結果を巻き込んでいくのだ。このゲームは、PC/モバイルの両ブラウザ上で試すことができる。検索結果の文字や画像を巻き込んで大きくなるのが、『塊魂』らしくて面白い。画面下の☓ボタンを押せば終了可能。リンクをSNSやメールを介してシェアすることも可能だ。


気になるのは、一体いつこの機能が実装されたのかという点。国内外で6月10日時点で、この機能を遊んでいるユーザーたちの姿が確認できる。6月11日にこの機能を報告したユーザーのツイートが3500以上RTされており、そこから国内外に広まっているのだろう。なお『塊魂』生みの親である高橋慶太氏は、「Googleでcalamari(イタリア語でイカを意味する)と検索してしまい、calamariがたくさん出できた」とジョークを放っていた。

なおResetEraにおいては、この挙動を10年ほど前に見たと報告するユーザーも。その報告に同意するユーザーの声も散見される。調査をしていくと、2011年時点で特定のJavaScriptコードを打ち込むとGoogle Chrome上で『塊魂』をプレイできるという話題が一部でシェアされていた。たしかに、今回の検索結果で見られる挙動に近い。


とはいえ、今回はChromeを使用していなくともプレイ可能なバージョン。バンダイナムコエンターテインメントのゲームといえば、『パックマン』シリーズなども、検索にいれることでGoogle Doodle上でプレイ可能。バンダイナムコエンターテインメントとGoogleが、またしてもこっそり遊びを仕込んだ可能性もありそうだ。

なお、Google検索エンジン上では、『マインスイーパー』や『ソリティア』など、さまざまなゲームが検索結果からプレイできる。多種多様な遊びが用意されているので、どのようなゲームを遊べるか探してみるのも面白いだろう。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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