ロンドン舞台のメトロイドヴァニア『Ebenezer and The Invisible World』発表。幽霊たちの力を借りて19世紀ロンドンを救う

Play on Worldsは6月12日、『Ebenezer and The Invisible World』を発表した。『Ebenezer and The Invisible World』は2Dアクションゲームだ。舞台となるのは19世紀、ビクトリア朝時代のロンドン。

パブリッシャーのPlay on Worldsは6月12日、『Ebenezer and The Invisible World』を発表した。対応予定プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。2023年の後期に発売予定だ。

『Ebenezer and The Invisible World』は2Dアクションゲームだ。舞台となるのは19世紀、ビクトリア朝時代のロンドン。幽霊と交流することのできる主人公、「Ebenezer」は悪霊から不吉な警告を受け取る。どうやら実業家のマルサス家が悪だくみをしているようだ。プレイヤーはEbenezerとして彼らの秘密を暴き、ロンドンを救うために戦うのだ。なお本作ゲーム内のグラフィックは、すべて手描きによって表現されているという。


本作はメトロイドヴァニアと謳われており、敵と戦いながら複雑なマップを探索していく
ゲームプレイが想定される。また、主人公に力を貸してくれる幽霊も存在。彼らを仲間にすると、2段ジャンプや壁のすり抜けなどの特殊アクションが開放されるようだ。なお、この幽霊たちにはそれぞれ独自のストーリーとクエストが用意されている。それらをこなすことで、主人公の仲間となってくれるのだろう。

また本作には、体力を回復する消費アイテムや各種装備品が存在している。トレイラーでは斧や鞭、剣などの武器が確認できる。アイテムや武器を駆使することで、戦闘を楽に進めることができるのだろう。エーテルや鉄などの素材を集めると、新しいアイテムや能力が開放される要素もあるようだ。


本作を手がけるのは、ブラジルに拠点を置くOrbit Studioだ。同スタジオは、イギリスのチャールズ・ディケンズによる小説「クリスマス・キャロル」を本作の題材としている。同小説において、本作の主人公でもあるEbenezerは冷酷な守銭奴だったが、心霊的な体験を経ることで改心する。本作はこの続編として、Ebenezerがヒーローとしてロンドンを救う物語が描かれるようだ。

『Ebenezer and The Invisible World』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに2023年の後期に発売予定。なお、現在Steamでは本作のデモ版が配信中だ。

Yusuke Fujii
Yusuke Fujii

JRPGのストーリーと音楽が大好き。PvPは見る専。

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