ファンタジーRPG『メタファー:リファンタジオ』ついに正式発表。『ペルソナ5』開発コアメンバーが手がける大型ファンタジーRPG

 

アトラスは6月12日、Xbox Games Showcaseにて『メタファー:リファンタジオ』を発表した。対応プラットフォームは、Xbox Series X|S/Windows。2024年に発売するという。


『メタファー:リファンタジオ』は、RPGだ。開発は、『ペルソナ3』以降の『ペルソナ』シリーズを開発してきたチームを中心として設立されたスタジオ・ゼロ。橋野桂氏を中心としたスタジオである。橋野氏によると、『メタファー:リファンタジオ』は『ペルソナ5』のコアメンバーによって開発されているという。アトラス発の大型ファンタジーは初の挑戦ジャンルだとコメント。単なる王道ではなく、同スタジオらしい切り口で作っているとのこと。


ストーリーや世界設定は謎が多いが、トレイラーにおいては現代風の街や西洋風街、ファンタジーな世界観など、かなりいろんなシーンが垣間見える。公式ホームページには「彼らの世界(ゲンジツ)は、彼らの理想郷(ユートピア)だった」といった文言や、「不安に向き合えば、世界は変えられる。今を生きる皆が、“何かが少し違う”明日を生きられるように――」といったテキストが確認できる。現実世界とファンタジーの両方からアプローチする作品なのかもしれない。


『ペルソナ』シリーズとは設定はかなり違うものの、美麗なモデリングやスタイリッシュなUI、ターンベースが取り入れられた戦闘など、おなじみの要素は存在するようである。『メタファー:リファンタジオ』のディレクターは橋野桂氏が担当。キャラクターデザインは副島成記氏、サウンドコンポーザーは目黒将司氏が担当する。


本作は2016年より『PROJECT Re FANTASY』として開発されていることが伝えられていた。当時は「開発は初期段階で、鋭意開発中。完成までには時間がかかる」とされていたが、長らく続報がない状態であった。しかし長きの時を経て正式発表に至っている。発売時期が2024年と定まっていることから、発売の目処もある程度立っているのだろう。

アトラスは今後生放送などを介して情報を伝えていくとのこと。6月20日には、特番も放送されるようだ。今後の情報公開を期待しておこう。『メタファー:リファンタジオ』は、2024年に発売予定だ。