レッサーパンダ僧侶の寺院建設ゲーム『KIBU』発表。神秘的な世界を探索しながら寺院を建設し、農作業をしてお茶をいただく

 

デベロッパーのStudio Inkyfoxは6月11日、寺院建設アドベンチャーゲーム『KIBU』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。Steamのストアページによると、ゲーム内は日本語表示にも対応予定のようだ。

『KIBU』の主人公は、レッサーパンダのような姿をした孤独な僧侶。彼は神秘的な世界を探索するなかで、自らの寺院を建設することとなる。建築システムの詳細はまだ明かされていないが、トレイラーでは木を斧で伐採したり、ツルハシを使い鉱石を採取したりするシーンがあることから、マップを探索し資源を獲得して、それをもとに建物などを建築することになるようだ。建物の様式からは、和を意識した世界観の作品であることもうかがえる。

寺院建設では、本堂となる建物のほか、境内を塀で囲ったり、井戸を掘ったり、石畳を敷いたりといったことなども可能な模様。彩り豊かな木を植えるなど、飾り付けの要素も存在するようだ。また、境内には畑を作ることもできる。クワで土を耕し畝を作り、作物を植え、そして水を与えて育てていく。こうした農作業も、本作の大きなゲームプレイのひとつとなるのだろう。


寺院を離れての探索においては、資源や食料を入手するほかに、この世界に隠された秘密を探り、古代の精霊を探し求めるという目的もあるとのこと。そのなかでは、敵となる何らかの存在が現れ、それと戦うこともあるという。主人公の僧侶は杖を武器とし、流れるようなアクションにて攻撃を繰り出すことができるそうだ。

またトレイラーでは、お茶を淹れて正座して飲んでいるシーンもある。本作にはお茶に関する技術が存在し、複数の種類のお茶を淹れ分けることが可能。それぞれのお茶には、旅に役立つ効果があるそうだ。ほかに魚釣りをする様子などもみられ、本作は基本的にはゆったりとした時間を過ごす作品となりそうだ。

『KIBU』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。