立体ピクセルアート時間旅行RPG『Terra Memoria』発表。探索し、建築し、6人の仲間たちと世界を救う

 

パブリッシャーのDear Villagersは6月8日、『Terra Memoria』を発表した。対応予定プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。Steamのストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定だ。

『Terra Memoria』はターン制RPGだ。舞台となるのは魔法や蒸気機関が存在するファンタジー世界。この世界では資源となる魔法水晶が不足し、古代のロボットが突如として暴れ始めた。6人の主要キャラたちが出会い、この問題の真相を求めて世界中を大冒険する。

本作は3Dとピクセルアートを織り交ぜて描かれた、どこか懐かしいビジュアルが特徴。『オクトパストラベラー』シリーズなどで知られるグラフィック技術「HD-2D」の影響も垣間見える。ゲームプレイでは、探索やバトルなどの要素が詰まった短編RPGとなるようだ。主要キャラたちには、召喚士/魔術師/便利屋/鍛冶屋/シェイプシフター/吟遊詩人の6人が存在。都市の探索や、風変わりな住人達との交流を通して、彼らの和気あいあいとした旅と冒険が描かれるようだ。


また、本作にはパズルや建築要素も存在。ユニークな建設ツールを用いて、フィールドの壊れた箇所を修理するなどが可能だという。トレイラーでは、線路のパーツを作り適切な位置にはめることで、線路の欠けた部分を修理している様子が確認できる。また建設やデコレーションをおこなって、村を作り上げることも可能となるようだ。

そして本作には、過去と現在を行き来する要素があるという。これを駆使して、水晶の供給を妨害する黒幕の正体や、古代機械の襲撃の真相を明かしていくことになるようだ。時間を利用したギミックなどもあるのかもしれない。


本作を手がけるのは、インディーゲームスタジオのLa Moutardeだ。同スタジオは2018年、PC(Steam)/Nintendo Switch向けにレトロ風音ゲー『Old School Musical』をリリース。同作は本執筆時点のSteamユーザーレビューで、517件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。パロディー重視のストーリーモードと良質なチップチューンの楽曲が、ユーザーから評価を受けている作品だ。2作目となる本作『Terra Memoria』においても、緻密なピクセルアートといった魅力が受け継がれていることだろう。

『Terra Memoria』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売予定だ。