槍1本で激狭ダンジョン攻略ゲーム『Cramped Room of Death』7月20日配信へ。狭すぎて槍を自由に振れない地下墓地で、敵やトラップに立ち向かう

 

パブリッシャーのPikiiは6月7日、インディー開発者のHafiz Mohd Rozlan氏が手がけるパズルアドベンチャーゲーム『Cramped Room of Death』を、7月20日に配信すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、価格は1980円(税込)。

『Cramped Room of Death』の主人公は、宴が好きな冒険家ランス。ある日ランスは、宴の席で飲みすぎ眠りに落ちてしまい、その隙に卑劣な盗賊ウィザーディアンたちに宝や武器を片端から盗まれてしまう。そして目が覚めたランスは、唯一残されていた槍を持って、奪われた物を取り戻すべくウィザーディアンの巣窟である死の地下墓地へと向かうのだった。

死の地下墓地には、5種類のステージに計170の“狭苦しい”部屋が存在。部屋では敵のウィザーディアンが待ち構え、さらに脆く崩れ落ちる床や飛び出すトゲなど、合わせて12種類存在するトラップも配置されている。プレイヤーはそうしたトラップを上手く避け、パズル要素をこなしながら、すべての敵を倒して部屋の出口を目指すのだ。



本作では、主人公が唯一装備する槍がパズル要素に大きく絡んでくる。槍は床2マス分の長さがあり、狭苦しい部屋においては、壁やオブジェクトなどにつっかえてしまうことが珍しくない。一見広い部屋であっても、多数の敵が配置されていれば同じこと。そのため、いつどこで方向転換をし、どの場所から敵を突いて攻撃するのかなどを考えて動かないと詰んでしまう。

またゲームプレイは、主人公が1マス進むと1ターン進むかたちで進行する。敵は、剣や槍など攻撃範囲の異なる武器を持っており、いかにして先手を打つかが重要。トラップにしても、たとえば3ターン毎に床からトゲが飛び出すといったのものがあり、敵の存在と合わせてルート選びには頭を悩ませることだろう。

各部屋には、クリア目標となるターン数が設定されている模様。より少ないターン数で突破することが、やり込み要素となるようだ。また、隠し部屋を見つけたり、計12種類あるキャラクター用コスチュームが入った宝箱を発見できたり、難局を乗り切れるという鍵の入手に繋がるコインを集めたりといった要素も用意される。


Cramped Room of Death』は、Nintendo Switch向けに7月20日配信予定だ。また海外販売元のNicalisからは、本作のPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)版が配信される。PC版は7月19日配信と発表されており、日本では時差の関係でNintendo Switch版と同じ7月20日配信となりそうだ。PC版も日本語表示に対応する。