『Dead Cells』、なんと売り上げ“1000万本”突破。アップデート配信は2025年まで実施

Motion TwinとEvil Empireは6月5日、ローグヴァニア・アクションゲーム『Dead Cells』の売り上げが、1000万本を突破したと発表した。『Dead Cells』は、ローグライクとメトロイドヴァニアを掛け合わせた“ローグヴァニア”を名乗る2Dアクションゲームだ。

デベロッパーのMotion TwinとEvil Empireは6月5日、ローグヴァニア・アクションゲーム『Dead Cells』の売り上げが、1000万本を突破したと発表した。本作はPC/Nintendo Switch/PS4/Xbox OneおよびiOS/Android向けに発売中。

『Dead Cells』は、ローグライクとメトロイドヴァニアを掛け合わせた“ローグヴァニア”を名乗る2Dアクションゲームだ。醜い細胞の塊である主人公は行き倒れた戦士の身体を乗っ取り、モンスターの巣食う謎の王国のある島を探索。プレイヤーは、道中で入手できる多彩な武器やスキルを駆使して敵と戦い、さまざまな環境のランダム生成ステージを進み、最後に待ち受けるボスを目指す。そして死んだ場合は、それまでに入手したアイテムをすべて失い最初からやり直し。ただし、恒久的なアンロック要素が用意されている。

本作は2017年5月にSteamにて早期アクセス配信が開始され、2018年8月に正式リリース。同時にコンソール版も配信開始され、その後モバイル向けにも移植された。正式リリース後も開発が続けられている本作は、これまでに34回の無料アップデートと、4種類の有料DLCが配信。新たなステージやキャラクター、アイテムなどのコンテンツが追加されたほか、他作品とのコラボもおこなわれた。直近では、コナミの『悪魔城ドラキュラ』とコラボしたDLCが配信されユーザーたちを驚かせた。


そんな本作は非常に高い評価を獲得し、売上も絶好調。正式リリース直前に85万本を超え、2019年5月には200万本に到達。そして2021年3月に、500万本を突破したことが報告されていた。それから約2年余りで、さらに500万本を上積みした格好だ。今年1月には、モバイル版だけで売上500万本を突破したことが発表されており、モバイルでも成功したことが1000万本という大台達成に大きく寄与したようだ。

なお今回の発表のなかでは、本作向けのアップデートは2025年まで実施することも明らかにされた。これまで本作の開発ロードマップでは、2023年まで計画されていることが示されてきたが、さらに2年先まで開発が継続される。


ちなみに、本作のアップデート開発はMotion Twinの姉妹スタジオEvil Empireが担当。Motion Twinは新規IP開発に取り組んでいるところとのこと。一方で、Evil Empireもまた新作開発に臨んでおり、今回の発表に際しておこなわれた海外メディアGamesIndustry.bizとのインタビューでは、Evil Empireは2社と契約し、非常に著名なシリーズの新作を手がけることが明らかに。いずれのシリーズも長らく休眠状態にあり、そのリブートを目指して取り組んでいるそうだ。ひとつは2024年に早期アクセス配信を開始し、もうひとつは2025年リリース予定とのことである。

『Dead Cells』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One、およびiOS/Android向けに配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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