デベロッパーのAkarauが、野生の馬として生きるシミュレーションゲーム『馬の命(Horse Life)』を開発中だ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
『馬の命(Horse Life)』は、野生の馬となって大自然を生き抜くシミュレーションゲームだ。雪の積もる険しい山々が存在するオープンワールドのマップが用意され、プレイヤーは子馬あるいはポニーとしてその世界を探索。生きるために食べ物を探したり、水を飲むために川を探したりする必要があるとのこと。
こうした情報からは、空腹度などのステータスに気を配りながらのゲームプレイとなることが想像される。このほか、横になって睡眠を取っているようなシーンも確認できる。一方で、公開された映像やスクリーンショットにはそのようなステータス表示などは一切存在しない。没入感の表現なのか、あるいは現状割愛されているのかも気になる点だ。
また探索するなかでは、オオカミやクマなどに遭遇することもあるという。そうした捕食者の存在をいち早く察知して避けなければならない。映像ではオオカミの群れに襲われ、一目散に逃げる様子がみられる。もし襲われたとしても戦う術はないようだ。
本作の世界にはほかの馬も生息しており、それらを見つけることも探索の目的のひとつとなる。そしてほかの馬に出会うと、やがて家族を作ることができるという。映像などでは、多数の馬の群れの一員として行動するシーンもみられる。本作では、こうして厳しい自然の世界を生き抜き、強い馬へと成長していくのだ。また、舞台となる渓谷には何らかの秘密が存在し、それを見つけることも求められるとのこと。
本作の開発元Akarauの情報はあまり多くないが、公開された映像などからは、馬の表現にこだわって制作されていることがうかがえる。全体的なビジュアルはもとより、川の水を飲む際や座る際などの動きも細かい。感情を表すといわれる耳の動きもまた馬らしい表現にみえる。
『馬の命(Horse Life)』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。