ゴミ屋敷掃除ゲーム『EFGH ゴミ屋敷脱出ゲーム』Steamにて6月12日発売へ。ゴミを食べたり遊んだり、不法投棄で警察沙汰に
個人開発者のBoujin【棒陣】氏は6月3日、『Escape from Garbage House ゴミ屋敷脱出ゲーム』(以下、EFGH ゴミ屋敷脱出ゲーム)を6月12日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『EFGH ゴミ屋敷脱出ゲーム』はゴミ掃除シミュレーションゲームだ。主人公は地域包括支援センターから依頼を受けた清掃業者。ゴミ屋敷の掃除を請け負い、物理演算されたゴミを両手に持って分別しながら片づけていくことになる。トラブルとして、カラスや警察が訪れることもあるようだ。上手く対処しながらゴミ屋敷をキレイにしていこう。
本作では家の中に山積しているゴミを手で持ち運んで処分していく。小さいゴミはインベントリに入れて運ぶことができるが、たくさん持ちすぎると歩くスピードが遅くなるようだ。また、本作のゴミには細かい分別が存在。燃えるゴミ・燃えないゴミ・粗大ゴミ・リサイクルゴミを、きちんと分けて処分していこう。お菓子の食べ残しなどの生ゴミは、カラスが寄ってこないように主人公が“食べて”処分する必要があるようだ。
本作には、章立てされたストーリーが用意されているとのこと。ゴミ清掃の仕事をこなしていくことでストーリーが進んでいくのだろう。また、ゲーム内の場面には町だけでなく、牢獄やオフィスが存在。スクラッチゲームを遊べる要素も用意されている。なお本作は、マウスとキーボードによる操作が標準となっているとのこと。
また、本作では筋道から逸れた自由な遊び方も奨励されている。ゴミを重ねて建物を作ったり、ゴミを他人の家に捨てたり、色々な遊び方ができるようだ。ただし不法投棄など法に触れる行為をおこなった場合には、警察のお世話になるという。
本作を手がけるのは、個人開発者のBoujin【棒陣】氏だ。同氏は2022年3月に、牛の搾乳シム『直に牛乳を飲め』をSteamでリリース。本作は、前作でのプレイヤーの反応や反省点を踏まえつつ開発されてきたようだ。同氏によると前作では、想定していない遊び方をしようとする人がいたり、こだわって開発した部分が伝わりにくかったりといった気づきもあったという。またバグの多さも課題となったようだ。そこで本作においては、できるかぎりバグがないように開発されてきたほか、いろいろな遊び方ができるシステムになるよう開発がおこなわれたという。前作よりも遊びやすく、自由な楽しみ方ができるようになっているのだろう。ゴミ屋敷の掃除という奇妙なコンセプトも注目されるところだ。
『EFGH ゴミ屋敷脱出ゲーム』はPC(Steam)向けに6月12日発売予定だ。