パブリッシャーのThunderful/Headupは5月31日、サンドボックスアドベンチャーゲーム『Tinkertown』を、6月22日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、本作は現在早期アクセス配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Tinkertown』は、見下ろし型視点のドット絵ビジュアルを採用するサンドボックスアドベンチャーゲームだ。ソロプレイおよび最大4人でのオンラインマルチプレイに対応。本作にてプレイヤーは、神秘的な森や広大な砂漠、蒸気を吹き出す溶岩の山など、さまざまな環境で構成される自動生成マップを舞台に、冒険したり資源収集したりしながら、自分だけの町を作っていく。
マップは地表世界だけでなく、地下のダンジョンも存在する。プレイヤーは戦士や魔術師、盗賊などとなって冒険し、戦利品を求めて敵と戦う。バトル中心に展開されるダンジョンでの冒険では、貴重なお宝を入手できる可能性がある一方で、ボスも待ち受けている。このほか、木を伐採するなどして資源を入手し、拠点へと持ち帰るのだ。
本作では入手した資源をもとに、各職業の装備品や道具類、そして建物などをクラフト可能。拠点構築では、まずは小さな小屋から始め、やがて町や城へと発展させていくことになるだろう。建物は自由なデザインで建築可能で、また家具や装飾品などもクラフトして配置することができる。
本作は、2020年12月にSteamにて早期アクセス配信が開始され、プレイヤーからのフィードバックをもとに、さらに開発が進められてきた。これまでには、建築要素の拡充や、農業・釣り要素などの導入、住人NPCの追加、バトル要素の強化、ビジュアルのアップグレードなどが実施。また、『Among Us』とのコラボダンジョンも登場した。
そして正式リリース時に予定されているアップデートでは、ジャーナル機能の導入が予告されている。ジャーナルでは、クラフトレシピや資源、モンスター、新たな発見に繋がるヒントなどの情報を確認できるとのこと。NPCに関しては、クエスト達成を通じて信頼関係を築いたり、NPCの家を飾り付けて報酬を得るなどの要素が用意される。このほか、ダンジョンには新たな敵が登場し、エンドゲームダンジョンおよびボスも追加されるとのこと。また、本作は正式リリース後も開発が続けられる。新たなエリアやアイテム、ダンジョンなどのコンテンツを追加していく計画だそうだ。
『Tinkertown』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。そして6月22日に正式リリース予定だ。