オンライン対戦時間操作シューター『TimeQuake』発表。『Wolfenstein: ET』と『Quantum Break』の影響受ける時間操作バトル

デベロッパーのThe Imaginati Studiosは5月30日、オンラインチームシューター『TimeQuake』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、早期アクセス配信の実施が予定されている。

デベロッパーのThe Imaginati Studiosは5月30日、オンラインチームシューター『TimeQuake』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、早期アクセス配信の実施が予定されている。配信開始時期は未定。

『TimeQuake』は、時間操作要素を特徴とする一人称視点のオンラインチームシューターだ。本作の世界では、The Infinity Corporationなる企業がChronoSphereと呼ばれる巨大なタイムマシンを秘密裏に開発。それを使って人類の歴史を書き換え、世界の支配者になろうと企んでいる。本作にてプレイヤーは、新たな未来を目指す企業側の兵士、あるいは過去を守る連合軍の兵士となって戦う。

本作は、『Wolfenstein: Enemy Territory』のゲームプレイと、『Quantum Break』の時間操作メカニクスを組み合わせたような作品だという。タイムマシンのChronoSphereが存在する島がマップとして用意され、試合はミッションベースで進行。指定されたミッションを先にすべて完遂したチームが勝利となる。

なお、両陣営の対立によりChronoSphereは損傷した状態にあり、それによって引き起こされる誤作動によって、15分ごとに時間がリセットされる“タイムバブル”が発生するとのこと。詳細は不明ながら、タイムバブルの存在もゲームの進行に関係してくるのかもしれない。


そして本作では、プレイヤーは“時間の力”を扱うことができ、武器と組み合わせて敵と戦えるそうだ。時間の力は具体的には、プレイヤー自身の動きを加速させたり、巻き戻したり、あるいは周囲のオブジェクトの時間を進めたり巻き戻したりできるという。公開されたトレイラーでも、プレイヤーキャラクターが高速で移動したり、破壊されたオブジェクトを破壊前に巻き戻したりなどする様子を確認できる。こうした能力を上手く駆使して敵を出し抜き、ミッション達成を目指すこととなるのだろう。

早期アクセス配信開始時点では、時間操作を含むゲームプレイのコア要素を活かすことができる、少なくとも2種類のミッションが収録される。また、2種類用意される勢力では、それぞれ5種類の武器と5種類のアーマーが利用可能。スキンによる見た目の変更もできるようだ。そして正式リリースまでは6〜12か月が見込まれ、その間に新たなミッションや武器、ゲームモード、カスタマイズアイテムなどを追加。またバランス調整なども実施される計画となっている。


『TimeQuake』は、PC(Steam)向けに開発中。早期アクセス配信開始時期は未定だ。なお現在本作の公式サイトでは、プレイテストの参加者の募集がおこなわれている。興味のある方は応募してみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6900