巨大ケモノ街破壊アクション『Pawperty Damage』Steamにて好評スタート。いろんなケモノがビルを殴り車を食べてさらに巨大化

デベロッパーのDare Looksは5月24日、街破壊アクションゲーム『Pawperty Damage』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、ゲーム内は日本語表示に対応。

デベロッパーのDare Looksは5月24日、街破壊アクションゲーム『Pawperty Damage』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、ゲーム内は日本語表示に対応。リリースから3日ほどが経ち、本作は個性を放ちつつまずまず好評を得ている。

『Pawperty Damage』は、街で破壊の限りを尽くすアクションゲームだ。シングルプレイのほか、ローカルでの最大4人マルチプレイにも対応。プレイアブルキャラクターには擬人化した動物キャラクターなど4体が用意され、たとえば“ぶっ飛んだ倫理観”をもつ科学者キツネや、寛大な心をもつのに街を破壊したがる“イケメンボス”の犬などが登場する。

ゲームモードには、制限時間内での破壊率などを競うクラッシュ・アワー、指定破壊率達成までの時間を競うタイムアタック、自由に破壊を楽しめるサンドボックス、ゲームルールをカスタマイズできるカスタムモードを収録。ビルが建ち並ぶ市街地マップが用意され、その中で殴ったり蹴ったり、踏みつけたりして街を破壊していくのだ。破壊するごとに、被害金額がスコアとして計上されていく。

各キャラクターは超巨大で、街を破壊するにしたがってさらに巨大化していくことが特徴。身長16mからゲームをスタートし、やがて高層ビルをも見下ろすような高さになっていく。また、破壊アクションをおこなうとスタミナを消費し、ゼロになると自動回復を待つ必要がある。ただし、路上の車を拾い上げて食べると一気に全回復可能だ。このほか、マップ内には時折VIPなる建物や車両が一定時間だけ出現し、それを破壊すると被害金額を大きく稼ぐことができる。


本作は現時点で、Steamのユーザーレビューにて90%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。投稿数は約130件であり、また同時接続プレイヤー数もそれほど多くはないため大人気というほどではないが、なかなかの高評価。シンプルなゲーム内容ではあるものの、ゴジラのような巨大怪獣になった気持ちで破壊を楽しめる点やビジュアル面などが好評のようだ。一方で、狭いマップ1種類のみであるなどコンテンツのボリュームの少なさを指摘し、今後のアップデートでの追加に期待を寄せる声も聞かれる。

『Pawperty Damage』は、PC(Steam/itch.io)向けに配信中。Steam版の価格は580円で、5月31日までは10%オフの522円で購入可能だ。itch.io版に関しては、ユーザーが自由に価格を設定して支払える形式で提供されており、無料で入手することも可能。フレンドとオンラインマルチプレイを楽しみたいなら、Remote Play Together機能を利用できるSteam版を購入すると良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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