サイコサバイバルホラー『Alan Wake 2』10月17日配信へ。悪夢に囚われたアランとFBI捜査官の新キャラ、ダブル主人公の物語が絡み合う

 

Epic Games Publishingは5月25日、Remedy Entertainmentが手がけるサイコサバイバルホラーゲーム『Alan Wake 2』を、10月17日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。PC(Epic Gamesストア)版については、日本では時差の関係で10月18日配信となるようだ。

『Alan Wake 2』は、2010年に発売され高い評価を得た『Alan Wake』の続編だ。太平洋岸北西部の大自然に囲まれた小さな町ブライトフォールズをふたたび舞台とし、前作の主人公であるベストセラーサスペンス作家アラン・ウェイクに加え、新たにFBI捜査官のサガ・アンダーソンがプレイアブルキャラクターとして登場。本作では、この2人の視点から物語を体験することになるとのこと。

ブライトフォールズでは、儀式的行為のような殺人事件が続けざまに発生。その捜査にやってきたのが、難解な事件を解決してきた実績をもつサガ・アンダーソンだ。そして彼女がとあるホラー小説の断片を発見したところ、その内容が次々と現実のものになり、捜査は悪夢と化していくという。

一方のアラン・ウェイクは、13年前に行方不明になり、今は現実ではない悪夢の世界に囚われた状態にある。彼はその世界から逃れるべく、なんとか正気を保ちながら、ストーリーを書くことで自らの周囲を現実化しようとしていた。


本作では、あるイベントが発生した後からは、この主人公2人を好きな順番でプレイできるようになるという。それぞれのストーリーは共鳴して伏線を生み出し、また周囲の世界に影響を与え合うとされており、それぞれの世界が絡み合うようにして物語が展開されていくことがうかがえる。

また、今回公開されたゲームプレイ映像では、敵となる超自然的な闇の存在も登場。プレイヤーは、限られた資源で立ち向かわなければならないという。アラン・ウェイクもサガ・アンダーソンも武器として銃を所持しているようだが、前作と同じく光もまた武器になり、そして安全地帯としても光を利用できるとのこと。


『Alan Wake 2』は、PS5/Xbox Series X|S向けに10月17日配信予定だ。PC(Epic Gamesストア)版は10月18日配信とされている。すでに一部予約受付が開始しており、通常版の価格はPC(Epic Gamesストア)版が5500円、PS5版が6600円である。

また、拡張パスや主人公用の衣装、武器スキンなどを同梱する「Deluxe Edition」も発売予定。拡張パスでは追加ストーリーコンテンツを入手でき、本作の発売後に「ナイト スプリングス」と「レイクハウス」という2種類の拡張パックが配信予定となっている。