Steamナマケモノ高速スケボーゲーム『Driftwood』6月1日に早期アクセス配信開始へ。ロングスケートボードで華麗に山道を駆け下りる

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デベロッパーのStoked Sloth Interactiveは5月19日、ロングスケートボードゲーム『Driftwood』の早期アクセス配信を、6月1日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Driftwood』は、ロングスケートボード(ロングボード・ロンスケ)にてダウンヒルに挑戦する、シングルプレイのスポーツゲームだ。ロングスケートボードとは、スケボーと同じような構造をもちながら、一般的にデッキ部分がより長く大きなスタイルとなっているもののこと。走行安定性に優れ、クルージングなどを楽しめるほか、競技シーンでは斜面を駆け下りるダウンヒルに利用されることがある。

本作にてプレイヤーはナマケモノのEddyとなり、ロングスケートボードに乗って山道を駆け下りる。ステージには、美しい自然の中の舗装された車道がコースとして存在し、そのゴールを目指すのだ。コース上には一般の車が走行していたり、障害物が配置されていたりし、上手く避けないと転倒してしまう。さらに、山道のため急なカーブがいくつも待ち受ける。進入時にはスピードを調整しないと、曲がり切れないこともあるだろう。

またコースはずっと一本道ではなく、メインとなる車道から分岐するルートが配置されている。多くの場合は分岐ルートは近道になるものの、より急なカーブがあったり道幅が狭くなっていたりし、ミスして転倒する危険性が高くなっているようだ。


走行中にはドリフトをすることができ、これによって急カーブに対応する。ドリフトをすると走行速度が落ちるため、スピード調整にも利用可能。さらに、ドリフトの持続時間に応じてスコアも獲得できる。本作では、ジャンプしてフリップトリックを決めるようなことはできないが、ドリフトのほか、ウィールを滑らせて横に回転するなどのトリック(技)が可能だ。車にニアミスするなど、特定の条件を達成することでもスコアを獲得できる。ただし、転倒するとスコアが減ってしまう。

各ステージでは、ゴールまでのタイムと、上述したトリックなどによるスコアが計測。それぞれローカルおよびオンラインのランキングに反映される。スコアは、貯めていくことで新しいボードやウィール、Eddyのカスタマイズ用衣装のアンロックに繋がる要素でもある。このほか、ドリフトを指定距離決めたり、車に指定回数クラクションを鳴らされたりなど、ステージごとにチャレンジ要素も用意されている。

本作の早期アクセス配信開始時点では、ゲームプレイのコアとなる要素はすべて完成した状態にある予定。正式リリースまでには少なくとも半年はかかる見込みで、その間にさらなるステージやロングスケートボードのパーツ、Eddyのコスメアイテムといったコンテンツを追加する計画とのことである。


開発元のStoked Sloth Interactiveは、アーティストとプログラマー2人だけのドイツのスタジオ。本作は、新型コロナウイルス感染拡大を受けたロックダウン措置で街の外に出られない状況だった際に、大自然の中を滑るゲームを作りたいと考え、実行に移したそうだ。本作のステージには、さまざまな環境および時間帯の自然が用意され、その雰囲気を楽しみながら滑ることが可能。一方で、最速タイム・ハイスコアを目指すには、相応のやり込みが求められるようだ。

『Driftwood』は、PC(Steam)向けに6月1日に早期アクセス配信予定だ。

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国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。