大江戸ゾンビローグライク『Ed-0: Zombie Uprising』“浮世絵風”グラフィックにできる「EDOシェーダー」を追加へ。血肉も暴力も侘び寂び描画

 

ディースリー・パブリッシャーは5月19日、大江戸パニックローグライク『Ed-0: Zombie Uprising(エドゼロ ゾンビ アップライジング)』の事前予約開始を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、Steam版は現在早期アクセス配信中。7月13日にSteam版の正式リリースと、PS5/Xbox Series X|S版の発売を予定している。さらに、このたび本作に採用される新たなシェーダーも発表された。その名も「EDOシェーダー」だ。

『Ed-0: Zombie Uprising』は、架空の幕末の日本を舞台にしたローグライク・アクションゲームだ。本作の世界は、ゾンビであふれかえっている世界だ。江戸幕府が鎖国を解除したことをきっかけに、日本にも海外から100万ものゾンビが押し寄せてしまっている。プレイヤーはプレイのたびにランダム生成されるフィールドで、アイテムやスキルを現地調達しながら、ゾンビたちを退けて先へと突き進んでいく。

先述のとおり、本作には新たなシェーダーとしてEDOシェーダーが追加採用されることとなった。シェーダーとは、3DCGの陰影処理をおこなうプログラムのこと。このシェーダーによって、グラフィックの印象はさまざまに変化する。特徴的な描画として有名なものでは、3Dモデルを漫画やカートゥーン風に描画するトゥーンシェーディングなどがある。『Ed-0: Zombie Uprising』に新たに採用されることとなったEDOシェーダーは、グラフィックを“浮世絵風”に変化させるシェーダーだ。

*通常シェーダー(画像上)とEDOシェーダー(画像下)


EDOシェーダーによって、本作のグラフィックは江戸時代という世界観にあわせた、本作独自の「浮世絵アート」風に一変するという。陰影ががらりと変化し、和×ゾンビという本作の特徴的な世界観にぴったりとはまるビジュアルになった印象だ。独特で印象的なグラフィックに仕上がっている。

EDOシェーダーは適用したままゲームをプレイできるほか、ゲーム中はメニューからいつでも、通常のシェーダーとEDOシェーダーを切り替えることができるそうだ。プレイ時の気分によって切り替えるほか、格好良いスクリーンショットを撮影したい時に切り替えるといった使い道もあるだろう。なお、新たに公開されたトレイラーでは、実際にEDOシェーダーを使用しているシーンも確認できる。


また、本作は本日より事前予約が開始。ダウンロード版および、Steam早期アクセス版購入者は、特典としてDLC「追加ミニクエスト 盗人狩り」が手に入るとのこと。PS5向けパッケージ版は特定の店舗で購入することで、また別の特典がもらえるそうだ。詳細は公式サイトで確認してほしい。

『Ed-0: Zombie Uprising』は7月13日、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定。価格は税込3960円。なお、Steam版は正式リリースに合わせて現在の早期アクセス販売価格から値上げされる見込みだ。