インディーゲームスタジオのDeneosは5月18日、『Tako no Himitsu: Ocean of Secrets(タコの秘密)』を発表した。対応予定プラットフォームはPC(Steam)。
『Tako no Himitsu: Ocean of Secrets』は、ゲームボーイアドバンス調のグラフィックで描かれるアクションRPGだ。舞台となる世界では、かつて人間とタコとの種族の生き残りをかけた戦争が勃発。争いは解決し、タコは歴史から抹消され、世界には何世紀もの平和が続いていた。しかし、謎の組織「Temple of the Order」が台頭し、各地には影のようなモンスターが現れはじめた。どうやらこの出現には過去の秘密が関連しているようだ。プレイヤーは過去の真実を追い求め、世界を救う冒険にでる。
本作では、それぞれユニークな能力を持つ6人のキャラクターを操作する。フィールド上では操作キャラの変更ができるようだ。トレイラー映像では、キャラごとに右下のアクションボタンと思われるマークが変化。音符や剣などのマークがあり、状況に合わせた使い分けが重要となるのだろう。また、各キャラはトラウマを抱えているという。これを克服するストーリーもそれぞれに描かれるようだ。
また冒険を進めていくと、魔法の力を持ったタコたちを仲間にすることができる。彼らは呪文を使うことができ、戦闘やフィールド上にある謎解きの手助けをしてくれる。トレイラー映像ではタコの力で植物を成長させたり、火の玉を出したりする要素が見られる。また、タコに新たな呪文を教えることもできるようだ。
本作を手がけるのは、フランスに拠点を置くDeneosだ。同スタジオは『助けてタコさん』を手がけたChristophe Galati氏によって設立された。同作はゲームボーイ調に描かれた2Dアクションとして2018年にリリース。本作はこの続編として、『黄金の太陽』シリーズや『ガイア幻想紀』を参考に開発されているという。前作よりさらに進化した、GBA調のアクションが期待されるだろう。なお、同スタジオはKickstarterにて今夏より開発資金を募るクラウドファンディングキャンペーンを開始する予定のようだ。
『Tako no Himitsu: Ocean of Secrets』はPC(Steam)向けにリリース予定だ。