謎のぶっ放しアクション『Black Finger JET』発表。『メタルスラッグ』などに携わった国内ベテラン開発者らが手がける

国内インディースタジオのKOHACHI STUDIOは5月15日、横スクロール・アクションシューティングゲーム『Black Finger JET』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信日は未定。
『Black Finger JET』は、懐かしさと現代らしさの融合を目指し、シンプルかつ爽快感抜群のアクションシューティングをコンセプトに開発されているという。ゲームプレイは、古き良き8wayエイミングのガンアクションを基本に、横スクロールで進行。ハンドガン・マシンガン・ショットガンなど、さまざまな武器を使い分けながら、また時には自慢の車であるJETカーに乗って、押し寄せる敵をなぎ倒していく。公式サイトには「御託はいらねえ、ぶっ放せ!」という言葉が踊り、派手なアクションゲームになることがうかがえる。
JETカーは“万能で完璧な相棒”とのこと。地上戦で活躍するだけでなく、時には飛行機に、時には潜水艦に変形する。本作には多彩なステージでの冒険が用意されるそうで、それぞれの環境においてJETカーが活躍するようだ。ただ、本作はまだ開発中のため、こうした仕様は今後変更される可能性もあるとのこと。


本作の開発元KOHACHI STUDIOは、数多くのアクションシューティングゲームを世に送り出してきたメンバーを主体に構成されたチームだ。メインアーティスト・プランナーは、アイレムにて『R-TYPE』や『メタルスラッグ』『海底大戦争』などを手がけたakio氏が担当。スタジオ代表を務める石黒しなの氏によると、『Black Finger JET』ではドット絵と3Dを組み合わせたakio氏の世界観が表現されるとのこと。
ほかにも、みいはあ氏やHIYA!氏、ESAKA-KEN氏らがメインメンバーとして同スタジオに参加。みいはあ氏は、アイレムやSNK&プレイモア、グランゼーラなどでプランナーとして活躍した人物。HIYA!こと冷牟田卓志氏は、『メタルスラッグ』シリーズや『スーパーR-TYPE』などに携わったことで知られる。
『Black Finger JET』は、PC(Steam)向けに開発中で、配信日は未定。その他のプラットフォームでの展開についても未定とのこと。本作の開発状況などについては、石黒しなの氏のTwitterアカウントを通じて発信されるそうなので、興味のある方はフォローしておこう。また公式サイトでは、ドッターや3Dモデラー、Unityエンジニアなどのスタッフの募集もおこなわれている。