ゴミ山お掃除農場シム『No Place Like Home』Nintendo Switch向けに5月26日配信へ。Steam版は最新アプデで日本語対応


パブリッシャーのMerge Gamesは5月11日、 『No Place Like Home』を国内Nintedo Switch向けに5月26日に配信することを発表した。価格は3499円となる予定だ。あわせて、本作PC版のゲーム内言語オプションに日本語が追加された。

『No Place Like Home』は農場シミュレーションゲームだ。本作の舞台となるのはゴミだらけの地球。人類は地球を荒廃させ、火星に移住していってしまった。主人公の少女エレン・ニューランドは火星へ行く前に地球に残るつもりの祖父を訪れる。そこで祖父が行方不明で、農場がボロボロになっていることに気づく。プレイヤーは少女エレンとなり、農場をキレイに建て直し、祖父の行方を捜すことが目的となる。

本作のフィールドにはいたるところにゴミが存在している。まずはこれらのゴミ山を崩し、掃除機で吸い取っていくことが必要となる。集めたゴミはリサイクルして、資源として再利用することが可能。種などの農場づくりに必要なものはすべてゴミから見つけてリサイクルできるようだ。また、農場の近くには隣人が存在している。彼らと友達になれば、主人公を手助けしてくれることもあるようだ。


そして発見した種を使って農業をおこなっていこう。収穫した作物は加工して料理にすることが可能。こうして作った料理は便利なアイテムと交換することができる。また、家や農場に用いる装飾品や家具は多様なものが用意されている。ゴミなどから見つけてきたり、建築したりすることで、自分だけの住居を作り上げていくのだ。

また、プレイヤーはかつて農場にいた動物たちや祖父の行方を捜すために冒険に出かける。農場の外もゴミで溢れているので、キレイにしていこう。発見した動物たちとは友達になることで、恩を返してくれることもあるようだ。


本作はChicken Launcherが開発を手がけ、2022年3月18日にリリースされた。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは、2964件中81%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。ゴミ山を崩して吸い取る爽快感などが一定の評価を受けているようだ。そんな本作が、Merge Gamesとのパートナーシップにより、Nintendo Swicth向けに発売されることが発表されたかたちだ。なお昨年12月の発表によると、本作はPS5/Xbox Series X|S向けにもリリース予定であると伝えられていた。

くわえてSteamの本作公式ニュースでは、5月11日に本作へ新パッチを導入したことを発表。あらたな装飾品や家具の追加のほか、ゲーム内日本語オプションの実装がおこなわれた。今後は釣り機能の実装や、コントローラーサポートの調整について開発を進めていくとのことだ。

『No Place Like Home』は国内Nintendo Switch向けに5月26日配信予定だ。なお本作のSteam版は5月17日までセール中。定価2050円のところ、60%オフの820円で購入可能だ。