PC/Steam Deck対応無線コントローラー「Ultimate C」海外周辺機器メーカーが発表。お菓子みたいなかわいいパステルカラー採用のシンプル機能版

ゲーム周辺機器メーカーの8BitDoは5月5日、Windows PC/AndroidおよびSteam Deckに対応するゲームコントローラー「Ultimate C 2.4G Wireless Controller」を発表した。

ゲーム周辺機器メーカーの8BitDoは5月5日、Windows PC/AndroidおよびSteam Deckに対応するゲームコントローラー「Ultimate C 2.4G Wireless Controller」(以下、Ultimate C)を発表した。米国ではすでに予約受付が開始されており、価格は29.99ドル(約4000円)で、5月31日発売予定。ライラックパープルとフィールドグリーンの2色展開となる。


Ultimate Cは、2.4GHz無線接続および有線接続に両対応するゲームコントローラーだ。DirectInputとXinputをサポートし、Windows 10以上のPCや、Android 9.0以上のスマホなどのデバイスで利用できるほか、Steam Deckが採用するSteamOS(Holo 3.4以上)にも対応。Raspberry Piでも利用できる。無線接続時には付属のUSBアダプターを使用し、2時間の充電で25時間プレイ可能とのこと。なお、Bluetooth接続には対応しない。

全体的なデザインや操作部のレイアウトは、XboxコントローラーやNintendo Switch Proコントローラーに近いスタイルとなっており、ABXYボタンの配置はXboxコントローラー準拠となっている。バンパー部にはLB/RBボタンおよびLT/RTトリガーも搭載。グリップ部には、細かな突起が多数配置されたテクスチャによる滑り止め加工が施されている。重量は200gとのことなので、振動機能を搭載した無線コントローラーとしては比較的軽量な部類に入るだろう。


8BitDoは、「Ultimate Controller」というモデルを先行して発売しており、本製品はその下位モデルという位置付けになる。Ultimate Controllerは、背面ボタンやカスタムプロファイル切り替えボタンが搭載され、専用アプリによる各種機能カスタマイズも可能。Ultimate Cでは、それらの機能を排除しシンプル化され、20ドルほど価格が引き下げられた。連射機能は引き続き搭載されている。一方で、先述したグリップを含めパーツはUltimate Controllerと同じものが使用され、組み込み品質も同等とのことだ。

また、ライラックパープルとフィールドグリーンというパステルカラーが採用。こちらは本製品独自のものとなる。ボタンやアナログスティックなども同系色で統一され、かわいい印象を受ける。ちなみに、十字キーは“クラシック製品に敬意を払った”デザインとのこと。中央に丸い凹みがあり、三角形の矢印が各方向に配置されているのは、たしかに見覚えのあるデザインである。


Ultimate C 2.4G Wireless Controller」は、米国Amazonにて予約受付が開始されており、5月31日発売予定。また、日本のAmazonの8BitDoストアでもすでに製品ページが公開されている。日本では、現時点ではまだ予約受付はおこなわれていないが、正規販売される予定があるものと考えられる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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