ローグライク・パチンコ『Peglin』大型無料アップデート配信、盛況中。オーブ大量追加でバランス含め大きな変化
Red Nexus Gamesは4月27日、Steamで早期アクセス配信中の『Peglin』にて、大型アップデートv0.9を配信した。正式リリースを目前に控えての大型アップデートとなっており、大量のコンテンツが追加された。あわせて、プレイヤーも増えているようだ。
『Peglin』はパチンコを題材としたゲームだ。厳密にいえば落ち物ゲーム『Peggle』に、ローグライク要素をかけ合わせた作品である。本作では、ドラゴンによって迫害されてきた種族であるPeglinたちが、反旗を翻し財宝を取り戻すことを目指す。
戦闘は、画面上側に表示されたRPG風の画面と、その下のパチンコによって展開される。プレイヤーはまず弾(オーブ)を打ち出し、パチンコを見守る。オーブが釘(ペグ)に当たれば当たるほど、画面上で待つPeglinの攻撃力が上がるのだ。ペグにはさまざまな種類があり、上手く当てるとクリティカル攻撃を繰り出せるものや、消えてしまったペグを復活させるもの、壊すとPeglinが全体に爆弾攻撃を仕掛けられるものなどが存在する。
戦闘やイベントを通じてオーブやレリックが選択できる。オーブによって挙動はさまざま。レリックとのシナジー効果を生み出すこともできる。いわゆるデッキ構築ゲームの側面もあるわけだ。なおゲーム内は日本語表示対応している。
v0.9は、無料大型アップデートとなる。目玉要素はふたつのクラスの追加だ。クリティカルなどを駆使する狡猾クラスRoundrelと、しっかりした防御と攻撃に強みをもつBalladin。このふたつのクラスの追加で、遊びの幅が広がっている。
またオーブとレリックが大量追加されている。それにあわせて、新たなステータス効果としてBallutionが追加。この状態異常にかかっている敵は、1ターンに10ダメージ受ける。またプレイヤー側にもステータス効果としてBallwarkが追加。こちらは、Ballwark1つにつき、1ダメージ分のブロック能力を付与。ダメージを受けると、受けた分だけBallwarkが減少するとのこと。そのほか、鉱山にボスやイベントが追加。UIやUXの大きな改善などが実施されている。筆者がざっとさわっただけでも、オーブがいろいろと増えていると感じられ、バランス面でも変化が生まれている。
アップデート実施後にはhotfixも入っていたが、今はだいぶ安定してプレイできるようである。アップデートをきっかけに、プレイヤー数も増加傾向。レビュー評価も含めて、今回の大型アップデートは好評を博しているようである。前述したように、『Peglin』は正式リリースを控えている。ゲームスピードやバランスなど、初期バージョンからはかなり変化しつつある『Peglin』。正式リリース時には値上げも予定されているようなので、既存ユーザー・新規ユーザーともに今のうちに本作をプレイしてみるのもいいだろう。
『Peglin』は、PC(Steam/itch.io)にて早期アクセス配信中だ。5月2日2時までは、25%オフの1537円でゲームが販売されている。