基本プレイ無料スタントレース『Jected – Rivals』Steamにて5月4日早期アクセス配信開始へ。車を捨てて生身でブッ飛ぶ猛レース


THQ Nordicは4月28日、Pow Wow Entertainmentが手がけるスタントレースゲーム『Jected – Rivals』の早期アクセス配信を、5月4日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、基本プレイ無料にて提供される。なお、本作は『Stuntfest – World Tour』として昨年発表されていた作品で、今回タイトルが変更された。

『Jected – Rivals』は、スタントマンとしてさまざまなイベントに挑戦する作品だ。スタントレースやデストラクションダービー、ジェットウイングレース、長距離ジャンプなどのイベントが収録。プレイヤーは、18人が参加する勝者総取りのトーナメントを勝ち抜くことを目指す。

本作は車でのレースに、スタントやエクストリームスポーツの要素を組み合わせていることが特徴だ。イジェクトシステムにより、走行中の車からスタントマンのドライバーを車外へと飛び出させることができ、そこからジェットウイングにて空を飛行。そしてコースに着地する際には、どこからか現れた車にふたたび乗り込みレースを続行できる。レースでは、イジェクトシステムを上手く駆使することでショートカットできるコースが存在するようだ。


またイベントによっては、イジェクトシステムの使用を前提としたレースも用意されている模様。トレイラーでは、コースが途切れている場所からジェットウイングでの飛行に移行し、渓谷を越えて行くようなシーンがみられる。また飛行中には、障害物を避けたりサークルをくぐったり、あるいはトランポリンへと落下してバウンドしたりといった要素も存在。空中に配置されたアイテムを獲得して、何らかのパワーをリチャージしていくことが求められる場合もあるようだ。

イベントはほかに、アリーナで車同士が破壊し合うデストラクションダービーなども用意され、ド派手な車の破壊表現も本作の見どころのひとつ。車には、スーパーカーやトラックや、SUVなどさまざまな車種が用意され、またプレイアブルキャラクターも複数登場。プレイスタイルに合わせてロードアウトを調整し、自分に合ったスタントマンを選んでイベントに臨むのだ。


早期アクセス配信開始時点では、さまざまなキャラクターと車が収録され、各トーナメントではランダムに選ばれた13種類のイベントに参加可能。18人対戦に対応するほか、ハブエリアも用意される。そしてさらに開発を進めるなかで、キャラクターやマシン、またパーティプレイやカスタマイズ要素の追加などを実施。プレイヤーからのフィードバックに基づいたバランス調整と改善もおこなわれる。早期アクセス配信の期間は4〜8か月を予定しているとのこと。

『Jected – Rivals』は、PC(Steam)向けに5月4日に早期アクセス配信予定だ。基本プレイ無料にて提供され、課金要素としてDLCが配信される。