コーエーテクモゲームスは4月28日、『Wo Long: Fallen Dynasty』(以下、Wo Long)の全世界出荷本数(パッケージ出荷およびダウンロード販売本数の合計)が100万本を突破したと発表した。またXbox Game Passを含む累計プレイヤー数は380万人を突破したという。Team NINJA作品として好調な数字を記録している。
『Wo Long』はコーエーテクモゲームスより発売されたダーク三國アクションRPG。開発はTeam NINJAが担当している。舞台は後漢末期の中国。プレイヤーは中国武術をコンセプトとした攻撃を振るいながら、三国志に名だたる英雄と出会い、群雄の動乱に巻き込まれていく。本作はリトライを繰り返して攻略を進展させる“死にゲー”として作られた。
今回明かされたのは、発売から1か月での大台100万本出荷の達成となる。Team NINJAの前作としては、『仁王2』が存在するが、そちらは発売2か月で100万本出荷を達成していた。およそ倍のペースであるといえるだろう。『Wo Long』のセールスについては、コーエーテクモの2023年3月期 決算説明会資料にて売上好調とされていたものの数字は開示されていなかった。しかしこのたび、100万本出荷を達成していたほか、Game Passを含めればプレイヤー数が380万人以上いることが判明したかたち。
本作は、PC(Steam/Microsoft Store)/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売。さらにXbox Game Pass/PC Game Pass向けにも提供されている。通常版は8580円とフルプライスであるが、Game Passだけでなくゲーム自体も数多く売れていたようだ。
なお、『Wo Long』については発売直後からかなり頻繁にアップデートが実施されている。この1か月だけでも4個もの大きめのアップデートが実施され、機能の追加やバランス調整が実施されている。発売時点で足りていないところがあったともいえるが、それらを修正するために熱心に取り組んでいるとも言える。今後はDLCなども控えており、長く展開されるようだ。今後の『Wo Long』を楽しみにしておこう。
『Wo Long』はPC(Steam/Microsoft Store)/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox Game Pass/PC Game Pass向けにも提供されている。