“スマホゲーム運営のお悩み解決”イベント「ThinkingData 0→1 Meetup 2023 Spring」4月20日開催へ。人気ゲーム運営元スペシャリストらがノウハウ明かす


gamebizとThinkingDataは4月20日、オフラインセミナー「ThinkingData 0→1 Meetup 2023 Spring」を渋谷にて開催する。本セミナーは、ゲーム開発、運営、マーケティングに携わる人々が参加対象となっている。人気スマートフォン向けゲーム運営元の重役・スペシャリストも招き、開発・運営・マーケティングにまつわる悩みを集中解決するような濃厚なイベントとなるようだ。

スマートフォン向けゲーム市場の競争は留まるところを知らず激化。母数の増加により、新規タイトルのヒットタイトルが現れにくくなっているという。そんな中で新規タイトルがどうすれば多くのユーザーに支持され、長期タイトルへ成長できるのか。「ThinkingData 0→1 Meetup 2023 Spring」では、「ゲーム運営にどのようにして分析を活用するのか」に焦点を絞り、人気タイトルを運営している各社のキーマンが登壇してノウハウを語るとのこと。登壇セッションは、下記のような悩みをもつ人々に向けておこなわれるそうだ。

・各運営フェーズでは各社どのように意識しているのか
・どのようなKPIで分析していくべきなのか
・長期運営を考慮したユーザー分析とは何か
・長期運営化や分析運用を見越した基盤構築とは

本セミナーには、スマートフォン向けゲームに携わる3名が登壇する。1人目は株式会社WFSのアナリストである伊豫部羽人氏だ。同社では『ヘブンバーンズレッド』、『聖剣伝説 ECHOES of MANA』、『消滅都市』といったiOS/Android向けゲームの開発、運営をおこなっている。

『ヘブンバーンズレッド』、画像はSteam版のもの


2人目は、ワンダープラネット株式会社でエンジニアを統括する執行役員、VPoE兼EDMO室長を務める開哲一氏だ。同社では『アリスフィクション』、『クラッシュフィーバー』、『ジャンプチ ヒーローズ』といったタイトルを開発、運営している。その中で開氏は、プロダクトチームに所属せずに全体を見通すEDMO室長として、さまざまな作品に携わっているかたちだ(note)。

『アリスフィクション』


そして3人目は、本セミナーの主催のうちの1社である、ThinkingDataでセールスディレクターを務める土川真幸氏だ。同社は本社をシンガポールに置き、2022年に日本へ本格参入を発表。本セミナーのテーマの1つである分析という点において、ゲーム市場で重要な役目を担っている。前述したゲームを開発、運営している2社とは異なり、ThinkingDataはゲーム向けのビッグデータ分析プラットフォーム「ThinkingEngine」を提供するかたちで、スマートフォン向けゲーム市場に携わる企業だ。同社が提供するシステムと、実際の運営ノウハウの両輪について学べる機会ともなるだろう。


以上の3名が本セミナーの登壇者だ。3名が各社それぞれの考えや戦略、さらに実際の分析事例などを語るとのこと。セッション後には参加者同士で情報交換ができる懇親会の時間もあるそうで、スマートフォン向けゲームに携わる方は、参加を検討してみるといいだろう。セミナーへの参加対象は、スマートフォン向けゲームアプリのプロデューサーやディレクター、アプリやゲームのデータアナリストなど、スマートフォン向けゲームアプリ事業に携わっている人となっている。

「ThinkingData 0→1 Meetup 2023 Spring」は4月20日18時30分より、東京都渋谷区の渋谷ソラスタコンファレンスにて開催。現在、参加者の申込みを受け付けている。なお、現状の定員は50名まで。

予約については、イベントサービスPeatixの本イベントページから可能だ。