Cococucumberは4月12日、『Ravenlok』を5月4日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)/Xbox One/Xbox Series X|Sで、PC/Xbox Game Passでも配信予定だ。
『Ravenlok』はおとぎ話のような世界で展開される、アクションRPGだ。主人公の少女Ravenlokは魔法の鏡と出会い、不思議な世界へと連れ去られてしまう。そこは暴虐な女王によって支配され、闇に包まれた異世界だった。主人公はこれに立ち向かい、幻想的な世界を冒険することになる。
道中には機械仕掛けの鳥や、巨大キノコなどさまざまなボスモンスターが存在。これらを打ち倒していくことで、物語を進めることができるのだろう。戦闘では主に剣と盾を使い、敵を倒していく。また、魔法や爆弾も使用可能で、一度に敵をまとめて処理するなど戦闘を有利にすることができるだろう。なおトレイラーを見るかぎり、魔法だけでなく爆弾も複数種類あるようだ。
不思議な世界の探索では、アイテムを獲得できるほか、奇妙な生き物に出会うこともある。悩みを抱えるものもいるようで、クエストとして解決してあげることが可能だ。トレイラーでは、喋る猫など不思議な動物たちと交流している様子が見られる。彼らとの交流も主人公の冒険を彩ってくれるだろう。
本作を手がけるのは、カナダに拠点を置くCococucumberだ。過去にはターン制RPG『Echo Generation』や、アクションADV『Riverbond』をリリースしている。どちらもボクセルグラフィックで描画されているのが特徴だ。そして本作『Ravenlok』でも同じくボクセルでグラフィックが表現されている。トレイラーなどを見るに、過去作より幻想的な描写となり表現力も強化されている印象だ。同スタジオにとって、本作はボクセル三部作の最終作として位置づけられている。このフィナーレを飾るため、本作ではよりリッチな方向へとゲーム制作が進められたのだろう。
『Ravenlok』はPC(Epic Gamesストア)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、5月4日発売予定。PC/Xbox Game Passでも配信予定だ。