異星2Dオープンワールドサンドボックス『Farworld Pioneers』5月30日配信へ。『RimWorld』の元開発者が手がける最大32人マルチプレイ対応サバイバル

パブリッシャーのtinyBuildは4月12日、Igloosoftが手がける『Farworld Pioneers』を5月30日に配信すると発表した。未知の惑星を舞台にするSFサバイバルゲームだ。ソロプレイおよび最大32人でのマルチプレイに対応する。

パブリッシャーのtinyBuildは4月12日、Igloosoftが手がけるSFサバイバルゲーム『Farworld Pioneers』を5月30日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。

『Farworld Pioneers』は、未知の惑星を舞台にするSFサバイバルゲームだ。ソロプレイおよび最大32人でのマルチプレイに対応する。本作では複数の惑星が登場し、最初の惑星ではサバイバルの仕方から学べるという。サイドビューが採用された2Dオープンワールドのマップには、さまざまな環境および生態系が存在。プレイヤーは惑星を探索しながら居留地を建設し、さらに宇宙船を建造して、次の惑星に向かうことを目指す。

惑星では、採掘や農業をして資源を獲得したり、技術を研究・開発したりしてアイテムをクラフト。作成できるアイテムは数百種類にのぼり、ダンジョンや基地の探索に役立つ武器や戦闘服、あるいは高度な研究所のような施設もクラフト可能とのこと。資源は慎重に管理し、直面する課題に応じて研究ルートを選択。そのなかで拠点となる居留地も、小さな前哨基地から、核を利用する高度な要塞へと発展させていくのだ。ただ、居留地が大きくなればなるほど、襲撃者の標的になりやすくなるとのこと。



クラフトできる武器には、古いカービン銃から核ランチャー、雷の力を利用したエネルギー兵器まで多彩な兵器が登場。本作では物理演算によって、弾丸の落下、弾速、拡散などが表現されるとのこと。そうした銃ごとの特性も意識しながら、居留地への襲撃に対抗することになるだろう。手榴弾を作ってあらかじめストックしておくことも重要とのこと。また、惑星内にはほかの居留地や基地も存在し、逆に攻め入ることも可能だ。

なおマルチプレイにおいては、プライベートサーバーにフレンドを呼び寄せるほか、大規模な公開マルチプレイヤーサーバーに参加するかたちでもプレイ可能。皆で協力してサバイバルするもよし、忠誠心の変化に応じて団結したり分裂したりできる派閥システムを使ってPvPを楽しむもよしである。

また、NPCを救助して仲間にする要素も用意される。キャラクターによって多様でユニークなステータス、特性、弱点が存在し、ひとりひとりが違った役割でプレイヤーに貢献してくれるという。タスクや命令を与えることで、面倒な作業の自動化も可能。そしてタスクをこなすことでレベルアップし、より賢く、強く、速いキャラクターへと成長するそうだ。


本作の開発元Igloosoftは、『Starbound』や『RimWorld』『Gnomoria』といったタイトルに携わった実績をもつRho Watson氏が設立したスタジオだ。同氏は、戦うだけでない異星でのサバイバル体験を、オープンワールド2Dサンドボックスゲームというかたちで提供することを目指し、経験豊富なスタッフを集めて本作の開発を進めているところだそうだ。

『Farworld Pioneers』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに5月30日配信予定。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。また、Steamでは体験版が配信されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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